2025年CMG「国内スポーツ10大ニュース」発表:全運会から将棋盤外の動きまで
2025年の中国本土スポーツを振り返る「CMG 国内スポーツ10大ニュース」がまとめられました。2025年12月24日という年末のタイミングで見えてくるのは、大会の開催ラッシュだけでなく、地域リーグの熱狂や競技団体ランキングをめぐる動きまで、スポーツが社会の空気と結びついている点です。
CMGが選んだ「2025年 国内スポーツ10大ニュース」
- 第15回 全国運動会(11月9日〜21日)
- 第9回 アジア冬季競技大会(2月、ハルビンで開催)
- 第12回 ワールドゲームズ(8月、成都で開催)
- 江蘇フットボール・シティリーグが全国的な人気に
- スポーツ産業の質の高い発展を促すガイドラインを発表
- 楊瀚森(ヤン・ハンセン)がNBAドラフト1巡目指名、史上3人目に
- 居文君(ジュ・ウェンジュン)がチェスで歴史的「グランドスラム」達成
- 趙心童(ジャオ・シントン)がアジア初のスヌーカー世界王者に
- スディルマン杯で通算14回目の優勝(記録更新)
- 樊振東(ファン・ジェンドン)、陳夢(チェン・モン)がITTF世界ランキングからの離脱を発表
今年の特徴:大規模大会と「都市・地域」の熱が同時進行
2025年は、2月の冬季大会、8月のワールドゲームズ、11月の全国運動会と、大会が各地で連続して開かれた年でした。観戦や運営、都市の受け入れ体制といった面で、スポーツが“イベント”にとどまらず、地域の動員力や発信力を映す装置になっていることがうかがえます。
その流れの中で、江蘇フットボール・シティリーグの全国的な人気が並んだ点は象徴的です。トップリーグだけでなく、都市単位・生活圏に近い場所での盛り上がりが、スポーツの裾野を押し広げた一年として記憶されそうです。
「競技の勝敗」だけではないニュースが上位に
今回の10大ニュースには、スポーツ産業の高品質発展を促すガイドラインや、ITTF世界ランキングからの離脱表明など、制度・運営や競技者のキャリア設計に関わる話題も含まれました。
また、NBAドラフト1巡目指名や、チェスとスヌーカーの世界タイトルといった国際舞台での到達点が並び、競技ごとの「世界とのつながり方」も多層化している印象です。観戦者にとっては、結果そのものに加えて、ランキング制度、競技団体の運用、選手の移籍・参戦の形など、周辺のルールが体験価値を左右する局面が増えているのかもしれません。
年末の見取り図:スポーツは「都市」「制度」「個人」の交点へ
2025年の中国本土スポーツを俯瞰すると、国家規模の大会が示す統合力、都市や地域リーグが生む熱量、そして選手個人が下す意思決定が、同じ地図の上に描かれているように見えます。年末にこうした10大ニュースを追いかけると、来年以降に注目すべき論点が「メダル」だけではなくなっていることに気づかされます。
Reference(s):
cgtn.com








