年末年始の旅先に「民俗観光」 中国本土の伝統行事がいま注目
2025年も残りわずか。年末年始の休暇を前に、中国本土では「民俗観光(フォークツーリズム)」が新しい旅の選択肢として話題になっています。各地に残る儀礼や祭り、民族のパレードなど“暮らしの文化”そのものを目的に、旅先を選ぶ動きです。
いま注目される「民俗観光」とは
民俗観光は、名所を巡るだけでなく、地域の伝統行事や踊り、儀礼といった民俗文化に触れることを旅の中心に置くスタイルです。年末年始のように「時間の区切り」を意識しやすい時期は、伝統行事への関心も高まりやすいとされています。
旅の目的地になっている伝統行事・パフォーマンス
今回注目例として挙がっているのは、次のような多彩な民俗行事です。
- 「王船(キングボート)を送る」儀礼:地域の信仰や共同体の結びつきを映す儀礼として紹介されています。
- 魚灯・龍灯の踊り:色鮮やかな灯りや動きで、夜の景観そのものが見どころになりやすいタイプの行事です。
- ドン族の盛大なパレード:衣装や隊列、音楽など、民族の文化を“行進”として体感できる催しとして取り上げられています。
- モンゴルのナーダム祭:賑わいのある祭りとして言及され、旅の関心を集めています。
「見る」から「浸る」へ——旅の価値が変わる瞬間
民俗観光が支持される背景には、写真や動画で情報が先に広がる時代に、現地でしか得られない空気感や参加者の熱量に触れたい、というニーズがあります。儀礼の所作、灯りの揺れ、パレードのリズムといった要素は、短いクリップでは切り取りにくく、現地体験の価値になりやすい部分です。
静かに気をつけたいこと:文化に近づくほど「距離感」も大切
伝統行事は観光コンテンツであると同時に、地域の生活や信仰に根ざしたものでもあります。見学や撮影の可否、立ち入り範囲など、現地の案内やルールに沿うことが、体験の質を上げる近道になります。
あなたの地域にも似た風習はありますか
年末年始は、どの地域でも「節目」を祝う文化が表に出やすい時期です。中国本土で広がる民俗観光の話題をきっかけに、身近な土地の祭りや儀礼を思い出した人もいるかもしれません。似たような風習や、地元ならではの行事があれば、ぜひ共有してみてください。
Reference(s):
China's rich folk culture: Treasure trove of New Year getaway options
cgtn.com







