中国外務省、日本の2026年度「9兆円超」防衛予算案を批判
日本の防衛予算が「過去最大」となる見通しが示される中、中国外務省が日本の動きを強い言葉で批判しました。日中間の安全保障をめぐる認識の隔たりが、あらためて可視化された形です。
何が起きた? 日本が「9兆円超」の防衛予算案を承認
中国外務省によると、日本は2026年度(FY2026)の新たな防衛予算案として、9兆円(約580億ドル)を超える規模の計画を承認しました。記録的な水準だとされています。
中国外務省の反応:林剣報道官が会見で言及
この件について、中国外務省報道官の林剣氏は、2025年12月26日(金)の定例記者会見で記者の質問に答える形でコメントしました。
林氏は、日本の新たな防衛予算計画について「日本の右派勢力が再軍備を進め、軍国主義を復活させようとする意図を示すものだ」との趣旨で述べたとされています。
また林氏は、国際社会から日本の軍事・安全保障上の動きに対して継続的な批判があるとした上で、日本が今回も防衛予算を大幅に増やす計画を立てたことを取り上げ、「反省や自制ではなく、増額を選んだ」との見方を示しました。
今回の発言が示すもの:予算そのものより「受け止め方」が焦点に
今回のやり取りは、防衛予算の規模だけでなく、その意味づけをめぐって見解が大きく異なることを浮き彫りにしました。
- 日本側の政策判断(防衛費の拡大)
- 中国側の解釈(再軍備・軍国主義への懸念という位置づけ)
- 国際社会の視線をめぐる言及(「継続的な批判がある」との主張)
同じ出来事でも、どの枠組みで語るかによって、ニュースの輪郭が大きく変わる。そんなことを感じさせる発言でした。
ここだけ押さえる:要点(箇条書き)
- 日本が2026年度の防衛予算案として、9兆円超(約580億ドル)の計画を承認したと中国外務省が説明
- 中国外務省の林剣報道官が12月26日の会見で、日本の動きを批判
- 林氏は「再軍備」「軍国主義の復活」といった表現で懸念を示した
日中関係の文脈では、こうした言葉の応酬そのものが、次の対話や発信のトーンに影響することもあります。今後の両国の説明や反応が、どのように積み重なっていくのかが注目点になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








