ハルビン太陽島の雪彫刻博が試運転開始、150万㎡の“冬アート”
中国本土・黒竜江省ハルビンで、冬の街を象徴する大型イベントが動き出しました。第38回「太陽島(Sun Island)国際雪彫刻芸術博覧会」が、2025年12月27日(土)に試運転(トライアル)として公開され、広大な会場に雪のアート空間が立ち上がっています。
第38回 太陽島国際雪彫刻芸術博覧会とは
今回の博覧会は、会場面積150万平方メートルというスケールで展開され、制作に使われた雪は12万立方メートルにのぼります。会場には、複数の作品が連なる大型の雪彫刻コンプレックスから、細部まで作り込まれた精巧で実物のような作品まで、幅広い雪像が並ぶとされています。
見どころは「大きさ」と「精密さ」が同居するところ
主催者の発表によると、博覧会は“冬の芸術”を体感できる没入型の構成が特徴です。視界いっぱいに広がる大型造形が「会場全体の世界観」をつくり、そこに近距離で鑑賞したくなるような精緻な雪像が重なって、歩くほどに景色が切り替わる設計になっています。
会場で目にできる作品群(発表情報)
- 大型の雪彫刻コンプレックス(複合的な構成の大規模作品)
- 細部まで彫り込まれた、写実的で“生き生きした”雪像
- 冬の造形美を「回遊しながら」味わう没入感のある展示
数字で見る、今回の“冬のアートワンダーランド”
- 開催回数:第38回
- 公開:2025年12月27日(土)に試運転として開始
- 会場規模:150万平方メートル
- 使用した雪:12万立方メートル
「試運転」で開く意味:完成形の前に、街の冬が始まる
“試運転”という言葉は、展示の一部が先行して公開され、運営や導線の手応えを確かめながら来場者を迎える段階を想起させます。巨大な雪の造形は、天候や光の条件で印象が変わりやすい素材でもあります。だからこそ、同じ会場でも「初日の景色」と「数日後の景色」は違って見えるかもしれません。
冬の短い期間に立ち上がり、季節とともに移ろう——その時間性もまた、雪彫刻という表現の一部として静かに存在しています。
今後、会場がどのように“冬の芸術空間”として完成度を上げていくのか。規模の大きさだけでは語りきれない、雪の質感と造形の距離感に注目が集まりそうです。
Reference(s):
Harbin's Sun Island Snow Sculpture Expo unveils winter art wonderland
cgtn.com








