四川・綿陽の新パンダ基地が試験運用開始、54舎で1日2.2万人受け入れ video poster
中国本土・四川省で、ジャイアントパンダの保護と研究を担う新たな拠点が動き出しました。中国ジャイアントパンダ保護研究センターの「綿陽基地」が、2025年12月29日(月)に試験運用を開始したと伝えられています。
綿陽基地とは?規模は約120ヘクタール
今回試験運用が始まった綿陽基地は、面積が約120ヘクタール。施設内には54の専用飼育エリアが整備され、1日あたり最大2万2,000人の来場者を受け入れられる設計です。
また、この拠点は単なる展示施設ではなく、次の機能を一体化した複合施設として位置づけられています。
- 繁殖(ブリーディング)
- 医療ケア
- 救護・レスキュー対応
- 一般向けの教育(普及啓発)
11月に20頭が移動、1か月超の観察を経て「順応」
綿陽基地には、11月にジャイアントパンダ20頭が新たな施設へ移動しました。その後、1か月以上にわたる慎重な順応(慣らし)とモニタリングが行われ、すべてのパンダが新環境に適応したとされています。
試験運用が示すもの:保護・研究と公開の“同時進行”
試験運用の開始は、施設の運営手順や来場者導線などを確認しながら、保護・研究と一般公開を両立させていく段階に入ったことを意味します。受け入れ能力が大きい一方で、医療や救護、教育まで統合されている点は、拠点としての役割を広く設定していることがうかがえます。
数字で見る綿陽基地(ポイント整理)
- 所在地:中国本土・四川省
- 面積:約120ヘクタール
- 専用飼育エリア:54
- 受け入れ能力:1日最大22,000人
- 移動したパンダ:11月に20頭(全頭が新環境に適応)
今後、試験運用の中でどのように運営が整えられ、教育や救護の取り組みが可視化されていくのか。パンダ保護の現場を「見せる」ことの意味も含め、継続的に注目が集まりそうです。
Reference(s):
China's new giant panda base begins trial operations in Sichuan
cgtn.com








