パナマで中国の記念碑が撤去、中国が抗議「調査と是正」を要請
2025年12月29日、パナマの地方政府によって中国の記念碑が撤去されたことをめぐり、中国がパナマ側に抗議を申し入れたと中国外務省が明らかにしました。問題の扱い方次第で、象徴的な案件が外交の論点になり得る点が注目されています。
何が起きたのか
中国外務省の報道官である林剣(リン・ジエン)氏は29日(月)の定例記者会見で、パナマの地方政府による「中国の記念碑の撤去」を中国として「強く遺憾に思う」と述べ、パナマ側に対して抗議を行ったと説明しました。
中国側の主な主張(外務省発表)
- 撤去について「強く遺憾」との立場を表明
- パナマ側に対し、事案の徹底調査を要求
- 関係する地方政府の「誤った行為」を速やかに是正するよう要請
- 悪影響を適時に取り除くよう求めた
ポイントは「地方政府の判断」と「国家間の対応」
今回、中国外務省は撤去の主体を「地方政府」と位置づけつつ、抗議先は「パナマ側」としており、国内の行政判断が国家間のやり取りに波及した構図が見えます。記念碑のような象徴物は、撤去の理由や手続きが十分に説明されない場合、意図の解釈が広がりやすい領域でもあります。
今後の焦点:調査結果と「悪影響」の扱い
中国側は、調査の徹底と是正、そして「悪影響」の解消を求めています。今後は、パナマ側がどのように事実関係を整理し、地方政府の判断をどう扱うのかが焦点になります。外交上は、事実認定と再発防止の提示が、摩擦の拡大を避けるための実務的な落としどころになることもあります。
Reference(s):
China lodges protests with Panama government over monument demolition
cgtn.com








