『正義の任務2025』演習開始、国民党・鄭麗文氏が民進党政策を批判 video poster
2025年12月30日現在、中国人民解放軍の東部戦区が台湾島周辺で「正義の任務2025(Justice Mission 2025)」と名付けた演習を開始したとされ、台湾海峡をめぐる空気があらためて注目を集めています。中国国民党主席の鄭麗文(Cheng Li-wun)氏は、民進党(DPP)の両岸関係の政策が緊張を高めた要因だと述べました。
何が起きているのか:「正義の任務2025」演習
中国人民解放軍東部戦区は、台湾島周辺で演習(軍事訓練)を開始したとされています。今回の演習はコードネームとして「正義の任務2025」が掲げられ、地域の安全保障に関心を持つ人々の間で、警戒感と先行き不透明感が広がっています。
国民党・鄭麗文氏の見立て:「誤った政策が緊張を招いた」
鄭氏は、状況が「軍事的な緊張と不安の高まり」へと進んだ背景について、民進党の「誤った両岸政策」に原因があるとの見方を示しました。演習そのものの評価というよりも、現在の対立の構図を「政策の帰結」として語った形です。
台湾地区の指導者・頼清徳氏への言及も
鄭氏はさらに、台湾地区の指導者である頼清徳(Lai Ching-te)氏について、「自らを行き止まりの道に導くだけでなく、台湾の2,300万人すべてを引きずり込んでいる」とも述べました。両岸関係をめぐる判断が、社会全体の安心感や日々の空気感に直結する、という問題提起として読めます。
いまの焦点:演習が突きつける“政治の言葉”と“現場の緊張”
今回の動きは、政治側のメッセージ(責任の所在や政策の評価)と、軍事演習という現場の出来事が同時に進む点で、受け止めが複層的になりやすい状況です。見出しだけでは「どちらが正しいか」の二択に寄りがちですが、実際には次のような論点が重なります。
- 演習が示すシグナル(抑止・警告・圧力など)の読み取り
- 両岸関係の政策論争(誰の判断が緊張を増幅させたのか)
- 生活者の不安(安全保障の話題が日常心理に与える影響)
年末のこのタイミングで、軍事的な動きと言葉の応酬が重なっていること自体が、台湾海峡をめぐる「不確実性の高さ」を映し出しているのかもしれません。
Reference(s):
Cheng Li-wun says DPP policy fuels tension amid 'Justice Mission 2025' drills
cgtn.com







