CMG、人民ラジオ放送85周年を北京で記念 「赤い電波」の次を語る
中国メディアグループ(CMG)は2025年12月30日(火)、北京で「人民ラジオ放送」の創設85周年を記念するシンポジウムを開きました。長い歴史を持つ音声メディアが、統合イノベーション(メディア融合)をどう進めるのかが、改めて焦点になっています。
北京で開かれた85周年シンポジウム、何が話し合われた?
シンポジウムでは、ベテランと若手のラジオ司会者、専門家・研究者、そして聴取者代表が意見を交わしました。議題として示されたのは、次のようなテーマです。
- 党の声を広く伝えること
- 世論の動向を適切に導くこと
- 優れた文化の発信
- 統合イノベーション(融合的な革新)の推進
- 新時代における高品質な発展への提案
出席者:CMG幹部が参加し、節目を位置づけ
会合には、中国共産党中央宣伝部の副部長でCMG総裁の慎海雄(Shen Haixiong)氏が出席し、スピーチを行いました。司会はCMG副総裁の王暁真(Wang Xiaozhen)氏が務め、CMG副総裁の邢博(Xing Bo)氏、元CMG副総裁の閻暁明(Yan Xiaoming)氏も参加しました。
85年の歩み:党と国の発展、そして「人々の願い」と並走
会合では、この85年間の人民ラジオ放送の成長は、党と国の発展と歩調を合わせ、人々の願いに応えてきた――という認識が示されました。
また近年は、CMGのもとで高品質な発展が加速し、統合イノベーションを進めることで、
- 世論を導く力
- 情報発信の到達範囲
- 社会的な影響力
が大きく高まったとされ、「赤い電波(red airwaves)」に新たな活力が注がれている、とまとめられました。
いま「ラジオ」を語る意味:融合が進むほど、強みが問われる
今回の議論が示唆するのは、音声という形式自体の価値と、組織としての発信力をどう両立させるか、という問いです。統合イノベーションが進むほど、ラジオは単独メディアというより「音声の強みを核にした発信の設計」として再定義されていきます。
シンポジウムで交わされた提案の積み重ねが、次の数年でどのように具体化していくのか。85周年は、過去を祝うだけでなく、運用や表現のアップデートを点検する節目にもなりそうです。
Reference(s):
CMG marks 85th anniversary of Chinese people's radio broadcasting
cgtn.com








