2026年カウントダウン、中国本土の年末年始映画が始動:注目4作を整理
2025年の大みそか、まもなく2026年を迎えるこのタイミングで、中国本土の年末年始(新年)映画シーズンが動き出しています。前売り券の売れ行きが伸び、映画館に行くこと自体が“祝日の習慣”になりつつある――そんな空気感の中で、ジャンルの幅広さも今年の特徴です。
前売り好調で加速する「新年の映画シーズン」
今年の新年向けラインナップは、コメディ、アクション、サスペンス、ロマンス、ファンタジーまで多彩です。作品選びが「何を観るか」だけでなく、「誰と、どんな気分で過ごすか」にもつながるのが、年末年始らしさかもしれません。
注目作1:ほっとするコメディ「Unexpected Family」
「Unexpected Family」は、高齢の大家(家主)と店子(入居者)たちを中心にした軽やかなコメディです。行き違いや勘違いが重なる中で、彼らは“ありそうでなかった家族”のような関係を形づくっていきます。
- 気分:肩の力を抜いて笑いたい
- キーワード:同伴、日常の温かさ
注目作2:緊迫の脱出劇「Escape from the Outland」
緊張感のある物語を求める人には、「Escape from the Outland」が中心にきます。中国のジャーナリストとボランティア医師が、帰国直前に海外で拉致され、ほかの人質とともに105日間の拘束を強いられる設定です。絶えない脅威の中で、彼らは大胆な脱出を試みます。
- 気分:息をのむ展開を追いたい
- キーワード:高リスク、サバイバル、決断
注目作3:15年越しの冷事件「The Fire Raven」
「The Fire Raven」は、15年前の未解決事件(冷事件)が再浮上するところから始まるクライムスリラーです。殺人を目撃した男と、執念深く真相を追う警察官が組み、匿名の連続殺人を調べていきます。仮面の自警者(ヴィジランテ)の出現、そして権力・金・欲望が絡む“見えないネットワーク”が、サスペンスをさらに濃くします。
- 気分:じわじわ怖い謎解きが好き
- キーワード:再捜査、匿名、裏の構造
注目作4:シリーズファン向けの大作「A Step into the Past」
シリーズの原作・過去作に思い入れがある層にとっては、「A Step into the Past」の劇場版復活が大きな話題です。タイムトラベラーが“歴史を守る”ために戻る一方、現代の武装を持つ侵入者が秦の時代に現れる――という設定で、ノスタルジーとスリルが同居します。オリジナルキャストの再集結と、視覚効果のアップグレードもポイントとして語られています。
- 気分:懐かしさと派手さを同時に味わいたい
- キーワード:タイムトラベル、歴史防衛、視覚効果
どれを観る?気分で選ぶ、4作の早見
| 作品 | ジャンルの軸 | こんなときに |
|---|---|---|
| Unexpected Family | コメディ/温かさ | 穏やかに笑って締めたい |
| Escape from the Outland | 高緊張の脱出劇 | ハラハラを一気に浴びたい |
| The Fire Raven | クライム/スリラー | 謎と人間の闇を追いたい |
| A Step into the Past | ファンタジー/アクション | シリーズの記憶を更新したい |
前売りが伸びるほどの熱量が立ち上がると、作品選びは「ランキング」ではなく「自分の時間の使い方」に近づいていきます。2025年から2026年へ――その境目に、映画館という“祝日の場所”がどんな物語で満たされるのか。静かに注目が集まっています。
Reference(s):
cgtn.com








