香港行政長官が2026年新年メッセージ 安心感と科学技術で競争力強化へ
香港特別行政区(HKSAR)のジョン・リー行政長官が水曜日、SNS投稿で香港住民に向けた2026年の新年メッセージを発信しました。2026年の政策運営では、住民の「安心感・幸福感」と、科学技術イノベーションを通じた「国際競争力・影響力」の向上を二つの柱に据える考えを示しています。
SNSで住民に向けた新年の呼びかけ
リー行政長官は、新年を迎えるタイミングで香港住民にメッセージを送りました。日々の暮らしに近い言葉で方向性を示す点は、スマートフォンでニュースに触れる人が多い現在の情報環境にも合った発信と言えそうです。
2026年の重点:二つのゴール
投稿で示された2026年の焦点は、次の2点です。
- 住民の安心感と幸福感を高める
- 科学技術イノベーションを促進し、香港の国際競争力と影響力を高める
ここでいう「科学技術イノベーション」は、研究開発や新技術の社会実装(現場で使える形にすること)を含む広い概念として語られています。都市の魅力や競争力は、生活の安全・安定と、成長分野への投資や人材の集積が同時に進むかどうかで評価されやすく、今回のメッセージはその両輪を強調した形です。
大埔(タイポー)火災の被影響者支援も「長期の課題」に
リー行政長官は、2026年に向けて大埔(タイポー)火災の影響を受けた人々の「移転に関する長期的な計画」を検討していくことにも言及しました。災害や事故の後は、緊急対応だけでなく、住まいの再建や生活再建が長い時間軸で続きます。行政が「長期」と明言したことは、支援を継続課題として扱う姿勢を示す発信でもあります。
「一丸となれば乗り越えられる」——結束を促す言葉の背景
リー行政長官は、「一丸となれば課題を乗り越え、都市を繁栄させられる」という趣旨の言葉で結束を呼びかけました。2026年の入り口に立ついま、安心感と成長戦略を同時に掲げたメッセージは、香港が直面する課題を見据えつつ、社会の足並みをそろえることの重要性を強調したものとして受け止められます。
今後は、住民の体感(安心・幸福)と、外から見た評価(国際競争力・影響力)がどのように連動していくのか。政策の具体化とともに、香港の動きが注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








