新疆・天池で新年祝福式、雪のボグダ峰と太鼓が彩る2026年幕開け video poster
2026年の元日、中国本土・新疆の天池(ティエンチー)景勝地で、新年を祝うセレモニーが行われました。雪をいただくボグダ峰が夜明けの光に照らされる中、迫力ある太鼓の演奏と歌や踊りが観光客を迎え、文化と観光が交差する“年の始まり”を印象づけました。
元日に行われた「新年の祝福」セレモニー
今回の催しは、天池景勝地の管理チームが企画したものです。集まった来訪者は、夜明けのボグダ峰の景色を背景に、鳴り響く太鼓のパフォーマンスを合図に始まったイベントを見守りました。
会場では、歌と踊りの披露も行われ、新疆の豊かな文化的魅力を感じさせる内容となったといいます。観光客の中には、ステージに見入って足を止める人も多く、冬の景観と祝祭の熱気が同居する時間になりました。
湖畔で願いごと——静かな所作が生む「旅の記憶」
派手な演目だけでなく、印象的だったのは湖畔での過ごし方です。多くの来訪者が水辺に立ち、思い思いに願いごとをする姿が見られました。旅先での小さな儀式のような所作が、景色の記憶をより深いものにしていきます。
文化観光が示す“2026年の入口”
この元日の光景は、地域の文化観光産業が新しい機会を迎えようとしていることの象徴としても語られています。ちょうど中国の第15次五カ年計画期が始まる節目と重なり、「文化の見せ方」と「旅の体験価値」をどう結び直すかが、今年の各地の観光地づくりでも静かなテーマになりそうです。
今回の場面が示したポイント
- 自然景観:雪山と湖という“見た瞬間に伝わる強さ”
- 文化表現:太鼓、歌、踊りがつくる身体的な高揚
- 参加の余白:湖畔で願いをかけるような、観光客の主体的な時間
新年の一日をどう演出するかは、その土地が「これからの一年をどう迎えたいか」を映す鏡でもあります。天池の元日は、冬の景色の中に文化の温度を重ね、2026年のスタートを穏やかに、しかし記憶に残る形で切り取った出来事として受け止められそうです。
Reference(s):
cgtn.com








