北京飯店の文化コレクションが公開、北京の現代美術展は6月まで
中国の首都・北京の名門ホテル「北京飯店」が守り続けてきた文化的コレクションが、東北京の万里現代美術センターで開催中の展覧会として公開されています。会期は2026年6月までとされ、年始の今からでも足を運べる“進行形”の展示です。
北京飯店とは何か——「泊まる場所」以上の存在
北京飯店は、北京を象徴するランドマークの一つとして知られ、長い歴史の中で文化遺産を見守ってきた存在だと紹介されています。今回の展覧会では、その北京飯店が所蔵する現代中国美術のコレクションが、まとまったかたちで披露されます。
展覧会タイトルは「春のめぐり」を感じさせる言葉
展覧会名は「Behold the Year's Unfolding Spring in Its Grace(年のひらく春の気配を見つめる)」。“春”という季節語が示すのは、単なる明るさではなく、移ろいと始まりの同居かもしれません。作品の並びを通して、時間の層を静かに辿る体験になりそうです。
注目ポイント:巨匠たちの名が一堂に
展示には、数十人のマスターアーティストの作品が集まるとされています。中でも名前が挙げられているのは、
- 斉白石(Qi Baishi)
- 徐悲鴻(Xu Beihong)
- 黄永玉(Huang Yongyu)
いずれも中国美術の卓越性を語るうえで象徴的な存在として知られ、個々の作家の表現だけでなく、同じ空間に置かれたときに生まれる対話(線、余白、動物表現、人物表現など)も見どころになりそうです。
開催場所と会期(わかっている範囲)
- 会場:万里現代美術センター(東北京)
- 内容:北京飯店の現代中国美術コレクションの展示
- 会期:2026年6月まで(開催中)
なぜ今、この展示が読まれているのか
ホテルのコレクションは、ふだんは「背景」として存在しがちです。しかし、都市の記憶を抱えた場所が所蔵する作品を、美術館空間であらためて見せることで、作品が“いつ・誰の近くに置かれてきたのか”という文脈も立ち上がります。観光や出張で北京に触れる人にとっても、都市の表層だけではない、文化の蓄積を感じ取る入口になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








