ARATS張志軍氏、2026年年初メッセージで両岸の「祖国統一」推進を呼びかけ
2026年の年明けに合わせて、海峡両岸関係協会(ARATS)会長の張志軍氏が、台湾海峡の両岸の同胞に対し、「祖国統一」と中華民族の復興に向けて共に努力するよう呼びかけました。
新年メッセージは「2026年最初の号」に掲載
張氏は、機関誌『Relations Across Taiwan Straits』の2026年第1号に掲載された新年メッセージで、ARATSを代表して台湾同胞へ新年のあいさつと祝意を表明しました。あわせて、2025年を「祖国統一に向けた両岸関係の勢いが積み重なった年」だと位置づけています。
2025年の取り組み:交流・協力、緊急対応、権益保護
メッセージの中で張氏は、ARATSがこの1年に行った取り組みとして、次の点を挙げました。
- 「台湾独立」の分裂活動に反対する取り組み
- 交流と協力の促進
- 台湾に関わる緊急事態への適切な対応
- 同胞の権利と利益の擁護
「両岸は同じ中国、同じ中華民族」—発言の核心
張氏は、台湾海峡の両岸は「同じ中国に属し、同じ中華民族である」と強調しました。さらに、中華民族の「偉大な復興」は台湾同胞にも確実に利益をもたらし、台湾の発展により明るい展望を開く、という見方を示しています。
2026年の見通し:中国本土の「第15次五カ年計画」の新たな歩み
2026年に向けて張氏は、中国本土が第15次五カ年計画の「新たな歩み」を始めると述べました。中国式現代化を通じて大国建設を進め、国家の復興を全面的に推進する取り組みは、新たな重要な成果を上げる見通しだとしています。
そうした進展が、両岸関係の発展にとっての「強い保証」となり、「祖国統一」に向けた基礎をより強固にする、というのが張氏のメッセージの結論でした。
いま注目されるポイント(読み解き)
今回の新年メッセージは、2025年の総括と、2026年に向けた見通しを一本の線で結びながら、両岸関係をめぐる優先事項を整理した内容になっています。
- 交流・協力を進める姿勢を前面に出したこと
- 緊急事態対応や権益保護といった「具体的な論点」を並べたこと
- 中国本土側の中長期計画(第15次五カ年計画)と、両岸関係の展望を連動させたこと
年初のメッセージとして、政策の方向性と語り口の両方が示された形です。
Reference(s):
Compatriots across Taiwan Strait urged to boost national reunification
cgtn.com








