中国・パキスタン、より緊密な「運命共同体」へ 北京で協力加速を確認
2026年1月4日、中国の丁薛祥(てい・せつしょう)副首相が北京で、パキスタンのモハンマド・イシャク・ダール副首相兼外相と会談し、両国関係を「新時代のより緊密な中国・パキスタン運命共同体」へ進めるため、協力を加速させるよう呼びかけました。両国の人々の福祉向上も共通の目標として示されています。
北京での会談で何が語られたのか
発表によると、丁副首相は中国とパキスタンの友好関係について、時間とともに一層強まってきた「強固な友好」だと位置づけました。そのうえで、両国の指導者が昨年(2025年)の会談で、二国間関係のさらなる発展に向けた新たな重要な共通認識に達したと述べています。
協力の柱:政治的信頼、開発計画、実務協力
丁副首相は、両国指導者の戦略的な指針に沿って、次の点を重点的に進めたい考えを示しました。
- 政治的な相互信頼と相互支持の強化
- 開発計画の連携(シナジー)の深化
- 実務協力の「質」と「実効性」の向上
- 主要な国際・地域情勢をめぐる意思疎通と協調の強化
「運命共同体」という言葉は、二国間の結びつきを長期的・包括的に深め、協力の成果を生活の改善につなげていくという方向性を示す表現として使われています。
パキスタン側:対中友好は外交の基礎、75周年を節目に
ダール副首相兼外相は、対中友好がパキスタン外交の礎(いしずえ)であると述べたうえで、「一つの中国」原則を堅持すると表明しました。
また、国交樹立75周年を機会として、両国の「全天候型の戦略的協力パートナーシップ」の継続的な発展を促進したい意向を示したとされています。
今回のポイント:関係の“言葉”を、成果にどう結びつけるか
会談では、政治面の信頼から開発、国際・地域情勢での調整まで、協力範囲の広さが改めて確認されました。今後の焦点は、掲げられた方針を具体的な取り組みに落とし込み、「質」と「実効性」をどう高めていくのかに移っていきそうです。
Reference(s):
China calls for closer China-Pakistan community with shared future
cgtn.com








