在日中国大使館が注意喚起 各地の暴力事案受け警戒呼びかけ
在日中国大使館が2026年1月3日、相次ぐ暴力事案の報告を受けて、中国人に対し「警戒を強めてほしい」とする注意喚起を出しました。年末の東京都新宿区での車両突入事案にも触れ、渡航見合わせや身の安全対策を呼びかけています。
大使館が伝えた「最近の治安状況」
大使館の通知によると、日本の一部地域で公衆安全の状況が最近悪化しているとし、福岡県、静岡県、愛知県などで報じられた暴力事件を例に挙げました。
また、日本を旅行中の中国人から、理由のない暴言や暴行を受け、けがをしたとの報告が複数寄せられているとも記しています。
12月31日の新宿区「車両突入」事案にも言及
通知は、2025年12月31日に東京都新宿区で起きた車両突入事案にも触れ、中国人2人が重傷を負い、救急搬送されたとしています。年末の出来事が、年明けの注意喚起につながった形です。
通知のポイント:渡航の見合わせと、今いる人への具体的な助言
大使館は、状況を踏まえて次のように呼びかけました。
- 当面の日本渡航を避ける
- 日本滞在中の人は、現地の治安状況を注視し、警戒を保つ
- 個人の安全対策(慎重な行動、周囲への注意など)を強化する
差別的被害や標的化が疑われる場合:「証拠を残し、通報」を強調
通知は、標的化された攻撃や差別的な事案に遭った場合の対応として、次の手順を明確にしています。
- 証拠を速やかに保全する
- 現地警察に届け出る
- 日本国内の中国の外交機関にも連絡し、支援を求める
年末年始の人の移動が多い時期は、出来事が短い期間に重なって見えやすい面もあります。一方で今回の通知は、個別事案の列挙にとどまらず、「証拠保全」「警察への通報」といった具体策まで踏み込んだ点が特徴と言えそうです。
Reference(s):
cgtn.com








