重慶の木々がカラフルな“セーター”に—冬景色を彩る編み物アート
2026年の年明け、中国本土・重慶市の施設で、木々に色とりどりの「セーター」を着せる取り組みが話題になっています。防寒という実用性と、冬の風景をやわらかくする公共アート的な魅力が、同じ場所で同居している点が注目されています。
何があった?—木々が“冬の妖精”のように
重慶市・沙坪壩区にある「重慶融創リゾート」では、複数の木が鮮やかな色の編み物で包まれました。現場では、木々がまるで冬の妖精のように見える、と表現されています。
取り組みの中身—毛糸やリボンで“木の服”を仕立てる
「Dressing Trees in Sweaters(木にセーターを着せる)」と呼ばれるこの企画では、スタッフが毛糸やリボンなどの素材を使い、木ごとにサイズや意匠を合わせたニットを制作しました。
- 素材:毛糸、リボンなど
- 特徴:木に合わせた“オーダーメイド”の編み込み
- 狙い:寒さから守ることに加え、景観に遊び心を足す
現地の反応—写真を撮る人が増え、冬景色に“温度”が生まれる
色彩のあるニットが冬の景色に差し色を加え、足を止めて写真を撮る来訪者が増えているとされています。寒さの中でも、視覚的に“あたたかさ”を感じさせる演出になっている点が印象的です。
背景として見えてくるもの—実用と表現のあいだ
街や施設の緑を守る工夫は、防寒や保護といった実務の文脈で語られがちです。一方で今回のように、保護の発想がそのまま「見せる」表現へつながると、日常の風景が少しだけ更新されます。冬の景観づくりが“イベント”ではなく、手仕事の積み重ねとして立ち上がっているところに、静かな面白さがあります。
Reference(s):
cgtn.com








