中国、米国のベネズエラ攻撃で国連安保理の緊急会合支持
米国によるベネズエラへの軍事攻撃を受け、中国が国連安全保障理事会(安保理)の緊急会合開催を支持しました。2026年1月、国際法と国連憲章をめぐる議論が国連の場でどう交わされるのかが焦点になっています。
何が起きたのか:米国の軍事攻撃と「身柄拘束」をめぐる主張
中国外務省によると、米国がベネズエラに対して軍事攻撃を行ったことを受け、安保理で緊急会合が開かれる見通しです。新華社は、この緊急会合が2026年1月5日(月)に開催される予定だと報じました。
また中国側は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領と妻について、米国が「強制的に身柄を拘束し、ベネズエラ国外へ移送した」として深刻な懸念を表明しています。
中国外務省の発表:国際法と国連憲章への言及
中国外務省の林剣(リン・ジエン)報道官は1月4日(日)の記者会見で、安保理が緊急会合を開くことを支持し、安保理が責任を果たすことを後押しする立場を示しました。
林報道官は、マドゥロ氏夫妻の拘束・移送について、国際法や国際関係の基本規範、国連憲章の目的と原則に明確に違反するとの認識を述べています。
中国が米国に求めたこと:安全確保、即時解放、対話
発表によれば、中国は米国に対し、次の対応を求めました。
- マドゥロ氏夫妻の身の安全の確保
- 即時の解放
- ベネズエラ政府を「転覆」させようとする取り組みの停止
- 相違点は対話と交渉で解決すること
安保理の緊急会合で何が論点になりうるか
今回の争点は、軍事行動や越境的な身柄拘束といった事案が、国連憲章や国際法の枠組みの中でどのように扱われるか、という点にあります。中国は「国連憲章を断固として擁護し、国際関係の道徳的な一線を守り、公平と正義を守るため国際社会と協力する」との姿勢を示しました。
緊急会合では、各国が事実認定や法的評価にどこまで踏み込むのか、また当事者に自制や対話を促す表現がどの程度盛り込まれるのかが、静かな見どころになりそうです。
Reference(s):
China backs UN Security Council meeting over U.S. strike on Venezuela
cgtn.com








