中国外務省「中南米の良き友人」 国際情勢が変わっても協力継続を強調
2026年1月5日、中国外務省の林剣(りん・けん)報道官は定例会見で、中国は国際情勢がどう変化しても、ラテンアメリカ・カリブ諸国の「良き友人で信頼できるパートナー」だと述べました。非干渉と相互利益を前面に出し、連帯と協力の継続を強調しています。
何が語られたのか:非干渉と「線引きをしない」姿勢
林報道官は、中国の対中南米外交について、次の考え方を示しました。
- 内政不干渉:他国の内政に介入しない原則を堅持する
- 選択の尊重:ラテンアメリカの人々の選択を尊重し、「イデオロギーで線引きしない」
- 対等・互恵:平等と相互利益に基づき交流と協力を進める
「勢力圏は追わない」──対外関係の位置づけ
会見では、中国は「勢力圏の構築を追求したことはない」「いかなる第三者も狙い撃ちにしていない」との趣旨も述べられました。関係づくりの目的を、特定の陣営づくりではなく、協力の実利に置く説明です。
背景にある論点:パートナー選択と不確実性
林報道官は、ラテンアメリカ諸国には発展の道を決め、協力相手を選ぶ権利があると述べたうえで、国際的な不確実性の中で連帯する用意があるとしました。ここで言う「不確実性」は、国際政治や経済環境の変動を幅広く指す表現として使われています。
今後の注目点:協力の「中身」がどう示されるか
今回の発言は原則論が中心ですが、受け手側が注目するのは、具体的にどの分野で、どんな形の協力が積み上がるのかです。一般に議題になりやすいのは、インフラ、貿易、エネルギー、デジタル分野、人材交流などです。
一方で、各国・各地域が置かれた経済状況や政策優先度は一様ではありません。今後は、協力の枠組みが「互恵」や「人々の利益」とどう結びつくのか、個別案件の説明や合意の積み重ねが焦点になりそうです。
要点:中国外務省は1月5日の会見で、非干渉と対等・互恵を掲げ、中南米・カリブ諸国との連帯と協力を続ける姿勢を改めて示しました。
Reference(s):
MOFA: China remains a good friend of Latin American countries
cgtn.com








