中国の韓正国家副主席、カナダ元首相クレティエン氏と会談 関係安定へ対話
中国カナダ関係の「安定」と「協力」をどう積み上げるか。中国の韓正国家副主席が2026年1月5日、北京でカナダのジャン・クレティエン元首相と会談し、両国関係の健全で安定的な発展を後押しする姿勢を示しました。
何があった?:北京での会談のポイント
発表によると、韓副主席はクレティエン氏が長年にわたり二国間関係の発展に寄与してきたことに謝意を示しました。そのうえで、中国とカナダは共通利益が広く、協力の機会が大きいとの認識を示し、対話と調整を強めたい考えを述べています。
背景:昨年10月の首脳会談が「道筋」になっている
今回の会談では、昨年10月に大韓民国(韓国)で習近平国家主席とマーク・カーニー首相が会談し、二国間関係の改善に向けた重要な共通認識に達したことにも言及がありました。首脳間で方向性(戦略的な指針)が示されたことを踏まえ、関係の「新たな章」を具体化していく流れが意識された形です。
協力の焦点:相互補完をどう具体化するか
クレティエン氏は、両国経済は相互補完性が高く、協力の見通しが広いとの認識を示し、健全で安定したパートナーシップの発展を引き続き支持する意向を表明しました。
会談のメッセージからは、次のような論点が読み取れます。
- 対話の継続:関係の浮き沈みを避けるため、意思疎通の回路を太くする
- 経済協力の再設計:補完関係を前提に、協業の領域やルール作りを進める
- 「平等」と「相互尊重」:立場の違いがあっても、関係を持続させる共通原則として位置づける
これからの注目点:象徴的会談を「実務」に落とし込めるか
元首相との会談は、公式交渉そのものというより、関係の雰囲気を整え、対話を促す意味合いを持ちやすい一方、実際の前進は実務協議や具体的な案件の積み上げにかかります。昨年10月の首脳会談で示された方向性が、2026年に入ってどの分野で形になるのか。今後の発表や往来の動きが、次の手がかりになりそうです。
Reference(s):
Chines VP Han Zheng meets with former Canadian PM Jean Chrétien
cgtn.com








