霧氷と雪で白銀の世界遺産・梵浄山——貴州で1月6日の冬景色 video poster
2026年1月6日、中国本土・貴州省のユネスコ世界遺産「梵浄山」で、雪と霧氷(むひょう)が重なった冬景色が広がり、山全体がきらめく“白銀のワンダーランド”のような姿になりました。
雪の後に現れた「霧氷」のきらめき
伝えられたのは、雪が降った後の梵浄山の様子です。木々や岩肌が霧氷に覆われ、細かな氷の結晶が光を受けて輝くことで、雪景色とはまた違う繊細な質感が立ち上がります。
冬の山は、同じ「白さ」でも、積雪のやわらかさと霧氷の硬質な光沢が重なる瞬間に表情が一変します。今回の梵浄山は、まさにその“重なり”が際立った日だったようです。
朝日がつくる、短い時間のドラマ
報道では、日の出とともに峰々の上から差し込む金色の光が、雪で覆われた景色を温かく照らし、凍てついた空気の中に夢のようなパノラマをつくったとされています。
霧氷は光の角度で見え方が変わりやすく、日の出直後の斜光が当たる時間帯は、輪郭や陰影が強調されやすいのが特徴です。静けさの中で、景色だけがゆっくりと“明るさ”を増していく——そんな冬の山ならではの場面が想像されます。
そもそも霧氷とは? 雪と違う「凍り方」
霧氷は、空気中の水分(霧や雲)が冷えた物体に触れて凍りつき、針状・羽毛状の氷として付着する現象です。積もって地形を丸く覆う「雪」とは違い、風向きや湿度の条件で付き方が変わるため、同じ場所でも日によって景色が変わります。
- 雪:空から降って積もり、面として白く覆う
- 霧氷:空気中の水分が凍って付着し、繊細な結晶感が出やすい
“美しい冬景色”の裏側にある、天候の繊細さ
今回のような景色は、雪の後に晴れ間がのぞき、日差しが差し込むなど、複数の条件がかみ合って生まれます。逆に言えば、少しの気温変化や風で印象が変わりやすい、短い旬の風景でもあります。
冬山は魅力が増す一方で、路面凍結や視界不良などリスクも高まりがちです。現地の天候情報や安全に関する案内が出ている場合は、それに沿って行動することが大切になりそうです。
雪と霧氷、そして朝日の光。2026年1月の梵浄山は、自然の条件が重なって生まれる“静かな迫力”を、改めて印象づける一日となりました。
Reference(s):
Rime and snow transform Mount Fanjing into a winter wonderland
cgtn.com







