中国の中東特使・翟隽氏がイスラエル訪問 二国間協力と地域情勢で協議
2026年1月6日から8日にかけて、中国の中東問題特使を務める翟隽(さい・しゅん)氏がイスラエルを訪問し、二国間関係や地域の課題をめぐって要人と会談しました。年明け早々の外交往来として、両国が対話の継続と実務協力を改めて確認した点が注目されます。
1月6〜8日の訪問で何が行われたのか
発表によると翟氏は訪問中、イスラエル側の複数の政府関係者とそれぞれ会談し、二国間関係について「踏み込んだ意見交換」を行いました。
- ギデオン・サール外相
- イスラエル外務省 政治局の責任者 ヨッシ・アムラニ氏
- 国家安全保障会議(NSC)副責任者 ジョセフ・ドラズニン氏
中国側:長い友好の伝統と、関係の安定成長を強調
翟氏は、中国の人々とユダヤの人々の間には「長い友好の伝統」があるとしたうえで、中国・イスラエル関係を健全かつ安定的に発展させることは、双方の人々の根本的利益にかなうとの認識を示しました。
その上で中国は、二国間の往来や互恵協力(双方に利益のある協力)を維持し、両国の人々の友好を受け継いでいくために、イスラエルと共に取り組む姿勢だと述べています。
イスラエル側:「一つの中国」政策を堅持、交流拡大に意欲
イスラエル側は、イスラエル・中国関係の発展を重視しているとし、従来どおり「一つの中国」政策を堅持する考えを示しました。あわせて、各レベル・各部門での交流をさらに強め、さまざまな分野で実務協力の「新たな進展」を促したい意向が示されたとされています。
「地域のホットスポット問題」でも意見交換
両者は二国間関係に加え、「地域のホットスポット問題」についても見解を交わしました。詳細は明らかにされていないものの、外交当局間で地域情勢をめぐる認識や関心をすり合わせる場が持たれた形です。
今後の注目点:対話の継続と、実務協力の具体化
今回の訪問で焦点となったのは、(1)二国間の交流を保つこと、(2)互恵協力を進めること、(3)地域情勢について対話を続けること――の3点です。今後、どの分野で「新たな進展」が具体化していくのか、そして地域課題をめぐる意思疎通がどのように積み重ねられるのかが、次の見どころになりそうです。
Reference(s):
China's Special Envoy Zhai Jun visits Israel for bilateral talks
cgtn.com








