マレーシアで新パンダ2頭が初公開 陳星と小月、10年滞在へ video poster
マレーシアでこの1月、中国本土から来たジャイアントパンダ2頭が一般公開されました。隔離(検疫)と環境への順化を終え、保全協力の新しい10年が動き出します。
陳星と小月が、ズーネガラで「初お披露目」
マレーシア・スランゴール州にある国立動物園「ズーネガラ(Zoo Negara)」のジャイアントパンダ保全センターで、ジャイアントパンダの「陳星(チェン・シン)」と「小月(シャオ・ユエ)」が先週土曜日に初公開されました。
現地では、多くの来園者が列をつくり、ガラス越しに2頭の様子を見守ったといいます。公開までに検疫と順化期間を経たことで、パンダにとっても飼育環境に慣れる時間が確保された形です。
昨年11月に到着、滞在は10年間の予定
2頭がマレーシアに到着したのは昨年11月。今回の発表によれば、今後10年間、同国に滞在する予定です。ジャイアントパンダは環境変化の影響を受けやすい動物として知られ、公開までのプロセス(検疫・順化)そのものが「受け入れ体制の一部」として注目されます。
保全協力は2014年から:前のペアは昨年5月に帰国
中国とマレーシアは2014年に、ジャイアントパンダ保全の国際協力の第1ラウンドを開始しました。最初のペア「興興(シン・シン)」と「靓靓(リャン・リャン)」は、マレーシアで11年間を過ごしたのち、昨年5月に中国へ戻っています。
今回の「陳星」「小月」は、その流れを引き継ぐ存在です。10年という期間設定は、単なる展示にとどまらず、飼育・研究・交流といった取り組みを中長期で積み上げる前提にもなっています。
今回のニュース、何がポイント?
- 一般公開は「検疫・順化」完了後:動物福祉と安全管理の節目でもあります。
- 滞在は10年予定:短期イベントではなく、継続的な協力の枠組み。
- 2014年から続く協力の更新:前ペアの帰国(昨年5月)を受け、新たな章に。
混雑の熱気の一方で、公開までの静かな準備期間があったことも、今回のニュースの輪郭をくっきりさせています。2頭がこれからどんなペースで環境に馴染み、来園者の日常に溶け込んでいくのか。しばらくは、その「変化の過程」も含めて注目が集まりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








