中国本土、2025年に847万haの国土緑化を完了 造林と草原再生が柱に
中国本土で2025年に実施された「国土緑化」の進捗が、国家林業・草原関連の作業会議で示されました。造林と、劣化した草原の回復を合わせ、年間で約847万ヘクタールに相当する規模が完了したとされています。
発表された数字:造林と草原再生の内訳
会議で示された2025年の実績は、面積の単位「ムー(mu)」でも公表されました。公表値を整理すると次の通りです。
- 国土緑化:1億2700万ムー(約847万ヘクタール)
- 造林(植林など):5345万ムー(約356万ヘクタール)
- 劣化草原の回復:7390万ムー(約493万ヘクタール)
「緑化」が意味するもの:森林だけでなく草原も焦点に
今回の内訳で目を引くのは、造林に加えて「劣化草原の回復」が大きな比重を占めている点です。草原の回復は、土壌の保全や砂地化の抑制、生態系の維持といった複数の目的に関わります。
いま数字が注目される理由
国土の緑化は、景観づくりというよりも、土地利用や環境管理の「基礎インフラ」に近い取り組みとして語られることが増えています。どの地域に、どの方法で、どれだけの面積を回復させたのか——面積の発表は、その優先順位や行政の力点を読み解く手がかりにもなります。
今回示された2025年の実績は、造林と草原回復という二本柱で進められたことを数字で示す形になりました。次に注目されるのは、この面積が今後どのような質(維持管理や回復度合い)として積み上がっていくのか、という点かもしれません。
Reference(s):
China completes over 8 million hectares of land greening in 2025
cgtn.com








