仏Gobelinsの短編アニメ『The Shyness of Trees』が第98回アカデミー賞候補リスト入り video poster
2026年のアカデミー賞シーズンで、フランスの名門アニメーション学校Gobelinsの学生チームが共同監督した短編アニメ『The Shyness of Trees』が、第98回アカデミー賞「短編アニメーション賞」の候補リスト(ショートリスト)入りを果たしました。最終ノミネートは5作品のみで、ここからが本当の勝負になります。
何が起きた?――「候補リスト」入りで最終5枠へ
発表によると『The Shyness of Trees』は、第98回アカデミー賞の短編アニメーション部門で候補リスト入り。今後、最終的に5作品に絞られるノミネート枠をめぐって選考が進みます。
- 対象:第98回アカデミー賞(短編アニメーション賞)
- 現状:候補リスト入り
- 次の関門:最終ノミネート5枠
作品はどんな短編?――7人の学生チームによる共同監督
『The Shyness of Trees』は、Gobelins(フランスのアニメーション教育機関として知られる学校)の学生7人チームが共同監督したアニメーション短編です。学生制作の枠を超えて国際的な上映機会を重ね、これまでに30以上の国際アニメーション映画祭で上映され、複数の賞も受けてきたとされています。
短編アニメは、物語の密度や映像表現の新しさが評価の軸になりやすい一方、長編よりも情報が届きにくいジャンルでもあります。映画祭での積み重ねが、賞レースの可視性につながった形です。
中国本土出身クリエイター4人も参加――中心メンバーの舒氷清さんが語ったこと
制作チームには中国本土出身のクリエイターが4人参加しており、そのうちの1人で中心メンバーでもある舒氷清(Shu Bingqing)さんが、CGTNの記者楊妍(Yang Yan)さんのオンライン取材に応じたと伝えられています。
国際的な学校・制作環境の中で、多国籍なバックグラウンドの作り手が同じ作品を共同で仕上げ、世界の選考に乗っていく――近年のアニメーション制作の現場感を、そのまま映す出来事とも言えそうです。
これからどうなる?――「ショートリスト」からノミネート発表まで
候補リスト入りは、受賞決定ではなく「最終候補の手前」の段階です。ここから先は、限られた枠に向けて作品の比較検討が一気に進みます。
- 候補リスト入り:一定の評価と注目を獲得
- 最終ノミネート:5作品のみ(露出と評価がさらに集中)
- 受賞:授賞式で決定
短編部門は特に、話題作が分散しやすい一方で、ノミネートに入ると一気に視聴機会が増えやすいのが特徴です。『The Shyness of Trees』が最終5枠に残るかどうかが、当面の注目点になります。
静かな見どころ:映画祭の「積み重ね」が賞レースで効く瞬間
30以上の映画祭上映と複数受賞という実績は、作品そのものの完成度に加えて、観客や関係者の反応が積み上がってきたことを示します。賞レースは「一発のニュース」だけで動くわけではなく、こうした巡回のなかで作品の輪郭が固まり、評価が共有されていく面があります。
最終ノミネートが発表されるまで、短編アニメの最前線を知る上でも、動向を追う価値がありそうです。
Reference(s):
cgtn.com








