王滬寧氏、パキスタン国民議会議長と会談 中パ75周年で協力加速
2026年の中パ外交関係75周年を見据え、中国とパキスタンが「実務協力の深掘り」と「在パキスタン中国関係者の安全確保」を改めて確認しました。
北京で会談:王滬寧氏とサディク議長
1月20日、中国の最高政治協商機関である中国人民政治協商会議(政協)全国委員会の王滬寧主席が、パキスタン国民議会(下院)のサルダール・アヤズ・サディク議長と北京で会談しました。
王滬寧氏「75周年の節目に、協力をより具体的に」
王氏は、2026年が中パ外交関係樹立75周年にあたると指摘。そのうえで、両国指導者間で確認された重要な共通認識(コンセンサス)を実行に移し、各分野での実務協力を深める意向を示しました。
また、いわゆる「中パ全天候戦略協力パートナーシップ」を、より深く堅実に発展させ、「新時代の運命共同体」の構築を加速したい考えを述べました。王氏は、政協全国委員会としても前向きに貢献する姿勢を示したとされています。
サディク議長「一つの中国原則を堅持。経済・人材・一帯一路で協力」
サディク議長は、パキスタンが一つの中国原則を揺るぎなく堅持していると表明。加えて、中国が提唱する4つのグローバル・イニシアティブを積極的に支持していると述べました。
協力分野としては、次の領域が挙げられています。
- 経済・貿易
- 人材育成(研修・育成など)
- 「一帯一路」の共同建設
さらにサディク議長は、パキスタン国内における中国関係者(人員)やプロジェクト、機関の安全を全面的に確保する考えも示しました。国民議会として「鉄の友情」を後押しするため、たゆまぬ努力を続けるとしています。
いま注目されるポイント:協力の「中身」と「安全」
今回の会談は、周年の象徴的な意味合いだけでなく、協力の実装面に焦点が当たっている点が特徴です。発言から読み取れる主なポイントは次の通りです。
- 実務協力の拡張:経済・貿易に加え、人材育成など“足元”の協力も前面に
- 一帯一路の継続:共同建設を協力の柱として再確認
- 安全確保の明確化:中国関係者・案件・機関の保護を、パキスタン側が明言
外交関係75周年という節目を迎える2026年、中パ関係は「友好」だけでなく、具体的なプロジェクト運営や人の往来を支える環境整備が、同時に問われる局面に入りつつあると言えそうです。
Reference(s):
China's top political advisor meets with Pakistani lower house speaker
cgtn.com







