中国、EV充電網が世界最大に 2025年末で2009万基へ
中国が電気自動車(EV)の充電インフラ整備を急速に進め、世界最大規模の充電ネットワークを運用していると、国家能源局(NEA)が1月21日(水)に発表しました。普及が進むEVの「使い勝手」を左右する基盤として、足元のインフラ競争が改めて注目されています。
2009万基に到達、40 מיליון台超の需要に対応
NEAによると、中国のEV充電施設(充電設備)の総数は2025年末時点で2009万2000基に達しました。NEAは、このネットワークが4000万台を超える新エネルギー車(EVなど)の充電需要を満たせる規模だとしています。
2025年は拡大が加速、「10→20百万」が18カ月
今回の発表で特に目を引くのは、増加ペースの速さです。NEAは、充電インフラの拡大が2025年に大きく加速し、1000万基から2000万基への増加に要した期間が18カ月だったと説明しました。
公共充電器の出力も上昇、平均46.5kWに
使い勝手の面では「数」だけでなく「性能」も重要です。NEAによれば、公共のEV充電施設の平均出力は46.5キロワットで、前年同期比33%増となりました。充電時間の短縮につながる指標として、今後も注視されそうです。
高速道路のサービスエリアで98%超に設置
長距離移動の不安(いわゆる“充電不安”)を減らす上で鍵になるのが高速道路網です。NEAは以下の進捗を示しました。
- 高速道路のサービスエリアの98%超で、計7万1500基の充電パイル(充電設備)を設置
- 19の省級地域で、すべての郷鎮(タウンシップ)をカバーする「完全カバレッジ」を確保
数字が映すもの:普及の次は「運用品質」へ
充電網の拡大は、EVを選ぶ日常のハードルを下げる一方、次の論点も浮かび上がります。たとえば、混雑の偏り、保守点検の体制、料金の分かりやすさ、ピーク時の電力負荷管理などです。NEAの数字は、整備が量の段階から、安定運用と体験品質の段階へ移りつつあることを示唆しています。
EVの普及は車両だけで完結せず、「充電」「電力」「移動」のつながりで決まります。2025年末までの整備実績を踏まえ、2026年はネットワークの“広さ”に加えて“使いやすさ”がどこまで高まるのかが焦点になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








