臘八節(ラバ祭)とは?2026年は月曜、ラバ粥で始まる春節の足音 video poster
冬の冷え込みが深まるこの時期、中国本土で「春節(旧正月)シーズンの始まり」を告げる行事として親しまれているのが、臘八節(ラバ祭)です。2026年は旧暦12月8日にあたり、月曜日に迎えます。
臘八節(ラバ祭)は「新年への助走」
臘八節は、旧暦12月の8日(臘月八日)に行われる節目の日です。北京をはじめ中国本土の各地で、あたたかな香りとともに年の瀬の空気が濃くなり、「これから新年に向かう」という気配が日常に差し込みます。
主役はラバ粥(臘八粥)──“八宝粥”とも呼ばれる理由
臘八節の定番が「ラバ粥(臘八粥)」で、別名「八宝粥(はっぽうがゆ)」とも呼ばれます。特徴は“8種類の食材”を組み合わせること。8という数字は、中国文化の中で縁起が良いものとされ、健康や幸運への願いが込められているとされます。
地域で変わるレシピ、共通するのは「願い」を食卓にのせること
ラバ粥の材料は、土地ごとの穀物や保存食に合わせて変わります。よく使われる食材としては、次のようなものが挙げられます。
- 米
- もち米
- きび
- とうもろこし
- 大麦
- 干しナツメ
- ハスの実
- リュウガン(竜眼)
- 小豆
- 落花生
- くるみ
ひとつひとつの食材に「一年の無事」や「健やかさ」といった意味が重ねられ、味だけでなく、物語ごと食べるような料理になっています。
なぜ今、この行事が心に残るのか
臘八節は派手な祝祭というより、寒さの中で体を温め、暮らしのリズムを整えていく“静かな区切り”として機能しているようにも見えます。冬の真ん中で、穀物や豆、木の実の滋味をゆっくり味わう時間は、春節へ向かう忙しさの前に、いったん呼吸を置く合図になるのかもしれません。
今日のポイント:臘八節は「旧暦12月8日」、ラバ粥は「8つの食材で縁起を担ぐ」——このシンプルさが、毎年繰り返しても新しく感じられる理由になっています。
Reference(s):
cgtn.com








