中国男子バスケットボールリーグ(CBA)で記録が動きました。上海シャークスの王哲林(ワン・ジャーリン)が今週火曜日(1月27日)の広州ロングライオンズ戦で通算1万得点に到達し、CBA史上6人目の快挙となりました。
王哲林、25得点10リバウンドで節目の「10,000」
上海はホームで広州に95-78で勝利。32歳の中国本土出身センター、王哲林は25得点10リバウンドのダブルダブルで勝利を牽引し、この試合の終盤に通算10,000得点のマイルストーンを踏みました。
節目の得点は、第4クォーター残り約3分半に3点プレー(2点+フリースロー)を決めた場面。会場の空気が一段変わるような瞬間でした。
試合の流れ:広州の猛スタート→上海の巻き返し→守備で締める
第1Q:広州が12-0のラン、上海はシュート難
広州は3連勝中の勢いそのままに、開始直後から12-0のラン。第1クォーターだけで3ポイントを6本沈め、27-13と主導権を握りました。上海は序盤18本中14本を外し、ブランダン・グッドウィン、張鎮麟、王哲林はいずれもフィールドゴールを決められない苦しい入りでした。
第2Q:ロフトンの爆発で一気に逆転
流れを変えたのはケネス・ロフトン。第2クォーターにフィールドゴール11本中8本成功で17得点を荒稼ぎし、上海はこの10分間を34-18で制して前半を47-45で折り返しました。ロフトンのこのクォーターの得点は、広州チーム全体(18点)に1点差というインパクトでした。
第3Q:王哲林が加速、広州も食らいつく
後半は王哲林が得点を伸ばし、上海が勢いを維持。一方で広州もジャスティン・ホリデーとリンデル・ウィギントンが踏ん張り、3クォーター終了時点で72-69と僅差で最終盤へ持ち込みます。
第4Q:上海の守備が機能、広州を9点に封じる
勝負を決めたのは守備でした。上海は第4クォーターの広州をわずか9得点に抑え込み、終盤に突き放して快勝。王哲林は節目の1万得点も重ね、試合の物語を締めくくりました。
「歴代6人目」— 1万得点が示すもの
王哲林は、CBAで通算1万得点に到達した6人目の選手となりました。到達者として挙げられたのは、レスター・ハドソン、ドミニク・ジョーンズ、易建聯、朱芳雨、劉煒、そして王哲林です。
1試合の爆発力だけでは届きにくい数字であり、継続的に得点を積み上げてきた「時間の記録」とも言えます。チーム事情や役割が変わっても数字を重ねる難しさを思うと、節目の重みが際立ちます。
上海は20試合で16勝、順位も上向き
ロフトンはこの試合、ゲームハイの30得点に10リバウンド。上海はシーズン最初の20試合で16勝目を挙げ、順位は2位につけています。前半の失速を、後半の守備と主力の“勝ち筋”で回収した形です。
同日(火)のCBA結果まとめ
- 南京モンキーキングス 98-97 新疆フライングタイガース
- 青島イーグルス 84-93 広厦ライオンズ
- 山東キリン 99-75 寧波ロケッツ
- 深圳レオパーズ 106-77 福建スタージョンズ
- 四川ブルーホエールズ 57-109 遼寧フライングレオパーズ
- 浙江ゴールデンブルズ 89-69 江蘇ドラゴンズ
節目の記録は、試合の勝敗だけでなくリーグの時間軸を可視化します。次に1万得点へ近づくのは誰か——そんな見方でCBAを追うのも、今の楽しみ方かもしれません。
Reference(s):
Wang Zhelin becomes sixth CBA player to reach 10,000 points in career
cgtn.com







