王毅外相、中国・アゼルバイジャン関係で「新たな成果」を呼びかけ
2026年1月28日(水)、中国の王毅外相が北京でアゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相と会談し、中国・アゼルバイジャン関係で「新たな成果」を共同で積み上げていく考えを示しました。昨年(2025年)に両国が「包括的戦略パートナーシップ」を発表して以降、関係が“次の段階”に入ったという位置づけが、今回あらためて強調されています。
会談のポイント:政治的信頼の強化と協力分野の拡大
王毅外相(中国共産党中央政治局委員)は、両国関係について、政治的相互信頼を固め、伝統的友好を継承し、互恵協力を深める必要性を述べました。国際面では、国際協調を強め、関係の「新たな成果」を共に推進していくとしています。
- 政治的相互信頼の強化
- 伝統的友好の継承
- 互恵協力の深化と協力の“成長点”づくり
- 国際協調の強化
「包括的戦略パートナーシップ」から1年:高品質・全方位へ
王毅外相は、昨年(2025年)に両国が包括的戦略パートナーシップの樹立を発表したことに触れ、二国間関係が「高品質で全方位の発展」の新たな段階に進んだとの認識を示しました。
また中国側は、アゼルバイジャンが中国の核心的利益に関わる問題で長年にわたり確固とした支持を示してきたことを評価し、中国も引き続きアゼルバイジャンの主権と利益の擁護、および国情に合った発展の道を支持する考えを述べました。
次の協力テーマ:戦略の連携と「成長点」探索
王毅外相は、両国の発展戦略の連携を強め、共通利益となる領域をさらに掘り起こし、協力の新たな成長点をつくるよう呼びかけました。
バイラモフ外相も、両国関係は相互尊重・相互信頼・相互支持に基づくとしたうえで、昨年(2025年)の関係格上げが戦略協力に強い推進力を注入したと述べています。
アゼルバイジャン側が示した協力の具体分野
- 貿易・投資
- コネクティビティ(連結性)
- 科学技術
- 教育
- 観光
「グローバルサウス」と多国間枠組み:国際秩序観も共有
王毅外相は、中国とアゼルバイジャンを「グローバルサウス」の国々として位置づけ、真の多国間主義を実践し、国連を中核とする国際体制を擁護し、より公正で効果的なグローバル・ガバナンス(世界的な統治)の構築を進めるべきだと述べました。
バイラモフ外相は、中国の発展が世界に機会をもたらすとする見方を示し、中国が提起した「4つのグローバル・イニシアティブ」を支持すると発言。「グローバル・ガバナンス友好グループ」への参加にも前向きだとしました。
多国間の場での連携
バイラモフ外相は、アジア相互協力信頼醸成会議(CICA)や上海協力機構(SCO)などの多国間枠組みでも調整と協力を深め、地域の平和と繁栄への貢献を拡大していく意向を示しました。会談では、国際・地域情勢についても双方が突っ込んだ意見交換を行ったとされています。
今回の会談は、二国間の経済・人的交流の拡張だけでなく、国際協調の設計図をどのように重ねていくかという点でも、2026年の動きを占う材料になりそうです。
Reference(s):
Wang Yi calls for pushing new achievements in China-Azerbaijan ties
cgtn.com








