上海・豫園ランタンフェス、伝統×デジタルで拡張 外灘方面へ6街区に video poster
上海を訪れる人が、伝統工芸の灯りと現代的な表現を同時に味わえる季節が始まりました。名高い「豫園(Yuyuan Garden)ランタンフェスティバル」が、今年(2026年)は会場を拡大し、3月3日まで開催されます。
豫園の“定番”が、今年は街へ広がる
今回の見どころの一つは、祝祭の範囲が豫園だけにとどまらない点です。主催側によると、展示は豫園から外灘(バンド)方向へ伸びる6つの街区にまで広がり、街歩きの体験として設計されています。
古典の物語をモチーフにしたランタン展示
会場には、中国の古典的な伝説や歴史的な物語に着想を得たランタンのインスタレーションが並びます。素材や造形に伝統的な職人技が生きる一方で、テーマの見せ方は現代的で、写真や動画でも印象が伝わりやすい構成です。
デジタル技術で“見え方”をアップデート
今年のフェスティバルは、デジタル技術を取り入れて視覚体験を強化しているのも特徴です。伝統表現を土台にしつつ、光の演出を現代の感覚に寄せることで、同じ作品でも見る位置やタイミングによって受け取る印象が変わる——そんな“体験型”の方向性がうかがえます。
要点まとめ(開催情報)
- イベント名:豫園(Yuyuan Garden)ランタンフェスティバル
- 開催地:中国本土・上海(豫園周辺、外灘方面へ伸びる6街区を含む)
- 内容:伝統工芸のランタン展示+デジタル技術による視覚演出
- 開催期間:2026年3月3日まで
「伝統を守る」だけでなく、「伝統を動かす」試み
伝統行事が、保存の対象としてだけでなく、都市空間の使い方や回遊のデザインと結びつく。今回の拡張は、文化イベントが“見るもの”から“街の中で過ごす体験”へと重心を移している流れを映します。
ランタンの光が届く範囲が広がるほど、同じ夜でも人の動きや景色の切り取り方は変わっていきます。豫園の名物が、どのように都市のリズムと調和していくのか。開催期間中、変化のプロセスにも注目が集まりそうです。
Reference(s):
Iconic Shanghai lantern festival blends tradition with innovation
cgtn.com








