CMGが2026年春節ガラのロゴ・マスコット著作権を明確化、無断使用に法的対応へ
中国メディアグループ(CMG)が、2026年「春節ガラ(春節聯歓晩会)」に関するロゴやマスコット画像などの著作権・利用許諾権について声明を発表しました。SNS投稿やグッズ制作など“使い方”が広がりやすい時期に、権利の所在と無断利用の範囲を改めて明確にした形です。
CMGが権利を持つ対象:ロゴ、4体のマスコット、デザイン作品群
声明によると、CMGは2026年春節ガラのメインロゴに加え、マスコット画像「Qiqi」「Jiji」「Chichi」「Chengcheng」、そして2026年の「Grand Spring Festival Gala Season(Grand Gala Season works)」に含まれる文化・クリエイティブ系商品デザイン作品群の著作権者であるとしています。
また、これらのロゴ・マスコット画像・デザイン作品について、商用・非商用を問わず、世界的に利用許諾(ライセンス)を行う権利をCMGが独占的に保有すると説明しました。
「無断使用は禁止」:含まれる行為を具体的に列挙
CMGは、法律・規則で別段の定めがある場合を除き、CMGの事前の書面による許可なく、いかなる組織・個人も対象物を使用できないとしています。無断使用に含まれる行為として、次のような例を挙げました。
- 複製、頒布(配布・販売)、展示
- 翻案(アレンジ)、再創作
- 製品・サービス・広告・販促活動への利用
- 他の商標、ロゴ、デザイン、作品の構成要素としての利用
- 歪曲、改変、またはCMGの評価や作品の完全性を損なうおそれのある行為
許諾を得た場合も「合意した仕様」に従う必要
声明では、適法に許諾を得た組織・個人であっても、ロゴやマスコット画像、Grand Gala Season worksを使用する際は、合意した仕様(ルール)に従って使用する必要があるとしています。たとえば色・比率・表示位置・用途の範囲など、ブランド運用上の条件が定められる場面を想起させます。
監視と権利保護を強化、侵害には法に基づき責任追及
CMGは今後、監視(モニタリング)と権利保護の取り組みを強化し、侵害行為に対しては法に基づき有効な措置を講じ、関係主体の法的責任を追及するとしています。
なぜこのタイミングで注目されるのか:拡散の速さと“二次利用”の境界
春節ガラのロゴやマスコットは、番組視聴だけでなく、SNSの投稿素材、イベント告知のビジュアル、グッズやノベルティのデザイン要素など、オンライン・オフラインをまたいで流通しやすいのが特徴です。今回の声明は、こうした広がりの中で、「どこまでが許されるか」ではなく「権利の所在と許諾の必要性」を先に線引きする内容になっています。
特に、非商用のつもりでも「配布」「広告・販促への流用」「ロゴとしての組み込み」「改変」などに当たり得る行為が列挙されており、日常的に画像を扱う人ほど一度立ち止まって確認したくなるポイントです。
Reference(s):
Statement on copyright of CMG 2026 Spring Festival Gala released
cgtn.com








