中国、ベネズエラの主権擁護を支持 外務省報道官が見解
中国外務省の林剣(リン・ジエン)報道官は2026年2月3日、ベネズエラの主権と領土保全、正当な権益を守る立場を示しました。米国による軍事攻撃と、ニコラス・マドゥロ大統領夫妻の拘束をめぐる質問に答えたものです。
何があったのか:質問の焦点は「軍事攻撃」と「大統領夫妻の拘束」
林報道官は、米国がベネズエラに対して軍事攻撃を行い、約1カ月前にマドゥロ大統領と妻を「力ずくで連行した」と述べました。今回の発言は、こうした出来事に関する問い合わせを受けて示された見解です。
中国外務省の立場:主権侵害と地域の安定への懸念
林報道官は、米国の対応について「覇権的な行為」だと表現し、国際法に深刻に違反し、ベネズエラの主権を侵害すると主張しました。また、中南米・カリブ地域の平和と安定を脅かすとも述べ、中国はこの種の行為に断固反対するとしています。
キーワードは「国連憲章」:国際社会と連携する姿勢
林報道官は、中国として国際社会とともに国連憲章の目的と原則を守り、「国際的な公平と正義」を擁護していく考えを示しました。
いま注目される論点:主権、国際法、地域の安定
今回の発言が示す論点は、大きく3つに整理できます。
- 主権と領土保全:国家の基本原則として扱われるテーマ
- 国際法と国連憲章:武力行使の扱いを含め、国際秩序の根幹に関わる枠組み
- 中南米・カリブの安定:一国の出来事が地域全体の緊張につながり得るという見立て
中国は、ベネズエラの主権擁護を支持する立場を明確にしつつ、国連憲章に基づく国際的な原則の重要性を前面に出した形です。
Reference(s):
China supports Venezuela in safeguarding sovereignty: spokesperson
cgtn.com








