米国で「ピンポン外交」55周年を記念 高校で文化交流イベント
米ワシントン州タコマで今週、米中の「ピンポン外交(卓球外交)」55周年を記念する文化交流イベントが開かれました。焦点は、国家間の関係を支える「人と人のつながり」をどう育て直すか、という点にあります。
タコマの高校で記念行事、ビデオメッセージも
イベントが行われたのは、タコマのリンカーン高校です(現地時間の火曜日に開催)。「ピンポン外交」から55年という節目に合わせ、文化交流の場として企画されました。
- 会場:米ワシントン州タコマのリンカーン高校
- テーマ:「ピンポン外交」55周年を記念した文化交流
- 形式:ビデオによるあいさつが中心
CMG慎海雄氏「希望は人々に、未来は若者に」
中国メディアグループ(CMG)総裁の慎海雄氏は、ビデオ演説で参加者にメッセージを寄せました。米中の友情は、相互理解に根ざした強い民間交流(人と人の交流)に支えられるとし、関係の希望は人々にあり、未来は若者にかかっていると述べました。
そのうえで、各層が力を合わせ、「新しい時代」の民間交流における新たな章をともに書いていこうと呼びかけました。
駐米大使・謝鋒氏「55年前が、友好交流の道を開いた」
駐米中国大使の謝鋒氏もビデオであいさつしました。謝氏は、55年前の「ピンポン外交」が両国の人々の友好的な交流への道を開き、その後の二国間関係の発展につながったと位置づけました。
さらに、両国首脳の戦略的な導きのもとで、米中が段階的に歩みを進め、二国間関係に関する共有されたビジョンを「ウィンウィンの現実」へと変えていくことに期待を示しました。そうした前進が、両国の人々に具体的な利益をもたらし、世界により大きな安定と前向きなエネルギーを注ぎ込む、という見通しも語られました。
「記念行事」が映す、関係の土台づくり
今回のイベントで繰り返し語られたのは、外交の大きな方針だけではなく、日常の対話や交流の積み重ねが関係の土台になる、という発想です。特に「若者」に言及が集まったことは、次の世代の接点づくりが、長期的な関係の手触りを左右しうることを示唆しています。
Reference(s):
Event commemorating China-U.S. 'Ping-Pong Diplomacy' held in U.S.
cgtn.com








