2026年2月、北京が午年の春節シーズンを迎えるなか、古い街並みで知られるシチャハイ地区が「伝統×未来」の空気感で注目を集めています。湯気立つ火鍋と、氷上を走るロボット犬そり——同じ景色の中に共存するコントラストが、この祝祭の“いま”を映しています。
古い街並みが、祝祭のステージになる
今回の舞台は、北京の古い地区として語られるシチャハイ。春節の高揚感が街を包むと、日常の通りや水辺の風景が、そのまま季節のステージになります。昔ながらの雰囲気がある場所だからこそ、そこで起きる新しい試みがより鮮明に見えてきます。
湯気の立つ「火鍋」がつくる、冬の体温
寒さが残る2月の北京で、火鍋は“おいしさ”だけでなく“居場所”にもなります。春節は家族や友人と食卓を囲む時間でもあり、立ち上る湯気や香りは、街のにぎわいを静かに下支えする存在です。
氷上の目玉は「ロボット犬そり」——未来の遊びが現れた
一方で視線を引くのが、氷の上で登場するロボット犬そりという未来的な光景です。伝統行事の季節に、ロボットという“新しい参加者”が入り込むことで、春節の楽しみ方そのものが広がっているようにも見えます。
この組み合わせが示すもの
- 変わらないもの:人が集まり、食べ、季節を祝うという体験
- 変わっていくもの:遊びや演出の手段がテクノロジーで更新されていくこと
古さと新しさが競い合うのではなく、同じフレームに自然に収まっている点が印象的です。
「伝統を守る」と「新しくする」は、同時に起きる
春節は、長い時間をかけて受け継がれてきた行事です。その一方で、街の楽しみは毎年少しずつ姿を変えます。火鍋のような定番の温度感と、ロボット犬そりのような新奇性が同居するシチャハイの風景は、祝祭が“保存”ではなく“更新”でもあることを静かに伝えてくれます。
氷のきらめきと湯気の立つ食卓、その間をテクノロジーが滑り込む——そんな北京の春節の一場面が、午年の始まりを鮮やかに彩っています。
Reference(s):
cgtn.com








