中国本土で高まるスヌーカー熱、英国との「人と人」をつなぐ競技に video poster
スヌーカーがいま、中国本土と英国を結ぶ「スポーツの橋」として存在感を強めています。英国のキア・スターマー首相による国賓訪問に合わせ、世界プロビリヤード&スヌーカー協会(WPBSA)会長のジェイソン・ファーガソン氏が最近、中国本土を訪れたことは、その流れを象徴する出来事でした。
スヌーカーが「国際的な交流の装置」になりつつある
ファーガソン氏は、中国メディアの取材に対し、中国本土が世界の人々をつなぐうえで重要な役割を果たしていること、そして中国本土で競技への愛着が広がっている背景について語りました。競技を通じた人と人との交流(いわゆるピープル・トゥ・ピープル)の文脈で、スヌーカーが取り上げられる機会が増えている点も注目されます。
ファーガソン氏が語った「中国本土での成長」と手応え
ファーガソン氏は、スヌーカーを国際競技として育ててきた努力に触れつつ、中国本土での成長が競技への評価や尊重につながっているという認識を示しました。
「私たちはスヌーカーを国際的なスポーツとして発展させるために本当に懸命に取り組んできました。そして、私たちのスポーツ、とりわけ中国本土での成長によって、その敬意が示されたと感じています」
開催地シェフィールドから見える“世界大会”の重み
発言が行われたのは英国シェフィールド。毎年、クルーシブルで世界選手権が開催される街として知られています。競技の「伝統」を支える場所から、中国本土での拡大を語る構図は、スヌーカーの重心が一地域にとどまらなくなっていることを示唆します。
「パイプライン」にあるもの:既存大会の延長と新規イベント
ファーガソン氏は今後について、既存イベントの延長や、新しいイベントが控えていることに言及しました。
- 既存イベントの拡張(延長)
- 新規イベントの計画
- 継続的に進む契約・合意形成
「いくつもの計画が進行中で、既存イベントの延長もありますし、新しいイベントもやって来ます。取引(ディール)は常に進んでいて、私たちのスポーツはどんどん大きくなっています」
なぜいま「スヌーカー×中国本土×英国」なのか
今回のポイントは、競技人気の話にとどまりません。要人訪問の場面でスポーツ団体トップの動きが重なることで、スヌーカーが文化・交流の“回路”として扱われていることが見えてきます。外交は政策だけでなく、日常の関心や娯楽の共有によっても下支えされる――その一例として、スヌーカーが静かに存在感を増していると言えそうです。
これからの注目点
- 中国本土での大会ラインナップがどう拡張されるか
- 新規イベントの具体像(形式・日程・開催地など)がいつ示されるか
- 競技を介した交流が、どの層にどんな形で広がるか
Reference(s):
Why China fell in love with snooker and how it's connecting the world
cgtn.com








