香港高等法院のジミー・ライ被告判決に中国外務省が見解「司法への介入控えて」
2026年2月9日、香港特別行政区(HKSAR)の高等法院がジミー・ライ被告に禁錮20年の判決を言い渡したことを受け、中国外務省の林剣(リン・ジエン)報道官が同日、判決を支持し「関連国は香港の司法に介入すべきではない」と述べました。国際ニュースとして注目されるのは、判決そのものに加え、『一国二制度』や国家安全をめぐる立場の表明が、対外的なメッセージとして強く打ち出された点です。
何が起きたのか:香港高等法院が禁錮20年を言い渡し
中国外務省の説明によると、香港特別行政区の高等法院は、ジミー・ライ被告に対して禁錮20年の判決を言い渡しました。
中国外務省の主張:国家安全への深刻な危害と位置づけ
林報道官は、ライ被告について「香港の安定を損なう一連の反中国本土活動の主要な計画者・参加者だった」と述べ、国家安全に重大な危害を与えたとの認識を示しました。
また、ライ被告の行為は『一国二制度』の原則と底線を損ない、香港の繁栄と安定、住民の福祉に深刻な悪影響を与えたとし、「法にのっとって処罰されるべきだ」と述べました。
「法治の社会」としての香港:判決は事実と法律に基づくと強調
林報道官は、香港は法治(ルール・オブ・ロー)に基づく社会だとした上で、香港特別行政区の司法当局が法の権威を守り、国家安全を擁護する職責を果たしたと説明しました。
- 判決は「事実と法律に基づいて下された」
- 「干渉されるべきではない」
- 中央政府は、香港が法に基づいて国家安全を守り、国家安全を脅かす犯罪行為を処罰することを「断固として支持する」
国家安全法をめぐる見立て:「実施が進むほど安定し、権利と自由もより保護」
林報道官は、国家安全法の実施がより効果的であるほど、香港は安定し安全になると主張しました。その結果として、住民の権利と自由がよりよく保護され、香港の評価が高まり、『一国二制度』の長期的な成功につながるとの見方を示しています。
対外的な呼びかけ:「主権と法制度を尊重し、無責任な発言を控えて」
林報道官は、ジミー・ライ被告の事件は香港特別行政区の「内部事務」だと述べ、関連国に対して、中国の主権と香港の法制度を尊重し、裁判に関する「無責任な発言」を控え、香港の司法に介入しないよう求めました。
Reference(s):
China defends Lai verdict, warns against HK judiciary interference
cgtn.com








