春節の干支は「馬」へ:北京アーティストが描くネオン×水墨の自由 video poster
2026年2月、春節(旧正月)を前に、干支が「馬」へ移るタイミングに合わせて“馬モチーフ”が注目を集めています。中国本土・北京のある画家にとって、馬を描くことは伝統行事の延長ではなく、「自由」を表現する制作そのものだといいます。
春節で干支が「馬」に—街のムードも変わる
春節は、家族の団らんや新年の願いをかたちにする季節です。干支が新しい動物へ移るこの時期は、飾りやアート、年賀的なビジュアルも一斉に“今年の動物”へ寄っていきます。2026年は「馬」が主役になり、軽やかさや躍動感をまとった表現が増えていく流れです。
「馬生まれ」の画家が感じる、描くことの意味
今回話題の北京の画家は、自身も馬の年に生まれたとされ、馬を描く行為を“縁起もの”としてだけでは捉えていません。画家にとって馬は、従順さよりも、踏み出す力や風を切る感覚を背負う存在であり、制作は日々の制約から心を解き放つ時間になっているそうです。
大胆なネオンと、伝統的な水墨—ぶつかるのではなく重なる
作品の特徴は、強い発色のネオンカラーと、伝統的な水墨(墨のにじみや濃淡で表す技法)を同じ画面で走らせる点にあります。新しさと古さの対比は分かりやすい一方で、この画家の狙いは“対立”というより“同居”に近いのかもしれません。
- ネオン:現代の都市感覚、スピード、視線を奪う強さ
- 水墨:余白、呼吸、偶然のにじみが生む奥行き
- 馬:伝統の象徴でありながら、解放のメタファーにもなる
なぜ今、「自由」という言葉が作品の芯になるのか
春節は「新しい年に切り替わる」時間でもあります。だからこそ、ただ縁起をなぞるだけでなく、個人の願いや感覚—たとえば自由、再出発、変化への許容—が作品に入り込みやすい季節です。馬というモチーフは、祝祭の文脈に収まりながらも、見る人の気分を前へ押し出す力を持ちます。
ネオンの鮮烈さと水墨の静けさが一枚の中で共存するとき、春節の“賑わい”は、どこか落ち着いた内省も連れてくる。そんな読み方もできそうです。
Reference(s):
cgtn.com








