映画『The Last Tycoon』でたどる上海パラマウント──旧上海のモダンは色あせない video poster
2026年2月現在、レトロな街並みへの関心が高まる中で注目を集めているのが、映画『The Last Tycoon』の“視点”で上海を歩き直すという楽しみ方です。CGTNのキャロライン・ウー氏が象徴的なロケ地を再訪し、1930年代アールデコ様式の名建築「上海パラマウント」を軸に、旧上海のロマンスと現代都市の熱気を重ねて見せています。
焦点は「上海パラマウント」──1930年代アールデコの空気
今回の旅の中心に置かれているのが、1930年代のアールデコ様式で知られる「上海パラマウント」です。約1世紀の時間をくぐり抜けてきたランドマークとして、古い上海の“モダン”がいまも残っていることを、建物の佇まいそのものが語ります。
『The Last Tycoon』のレンズが引き出す「場所の記憶」
映画のロケ地を訪ねる面白さは、スクリーン上の物語が、現実の街の手触りに接続される点にあります。キャロライン・ウー氏の再訪は、単なる観光案内というより、映像が刻んだ印象と、現地で感じる空気感を行き来しながら、場所の記憶を丁寧に掘り起こす構成になっています。
- 映画で“象徴的”とされた場所を、現地の目線で見直す
- レトロな情緒(旧上海)と、現在進行形の都市の動き(現代の「魔都」)を同じ画面で重ねる
- 建築様式(アールデコ)が、時代のムードを運ぶ装置になる
「懐かしさ」だけで終わらない、現代都市のバイタリティ
この企画が印象的なのは、過去の美しさを“保存”として眺めるだけでなく、今の上海が持つエネルギーも同時に映し出していることです。旧上海のロマンに浸りながらも、同じ街が今日のリズムで脈打っている――その同居が、視聴体験を立体的にしています。
なぜ今、こうした「旧上海×映像体験」が刺さるのか
短い時間でも没入でき、気になれば深掘りもできる映像・記事体験は、通勤時間やスキマ時間に情報を取りに行く層と相性が良いと言われます。さらに、映画の記憶、建築のディテール、都市の変化という複数のレイヤーが重なることで、「見たものを誰かと共有したくなる」フックが生まれやすいのも特徴です。
旧上海のモダンは、過去の飾りではなく、今の都市を読むための“もう一つの現在”として立ち上がってきます。『The Last Tycoon』のレンズ越しに上海パラマウントを眺める体験は、そのことを静かに教えてくれます。
Reference(s):
cgtn.com








