王毅外相、ミュンヘン安保会議でアルゼンチン外相と会談 協力深化へ
国際会議の場で、中国とアルゼンチンの経済協力が改めて前に進みそうです。中国の王毅外相が2月13日(金)、ミュンヘン安全保障会議の会場でアルゼンチンのパブロ・キルノ外相と会談し、包括的戦略パートナーシップの強化を確認しました。
会談で何が話し合われたのか
中国側の発表によると、王毅外相(中国共産党中央政治局委員)は、国交樹立から54年の歩みを踏まえ、両国が包括的戦略パートナーシップを「強固にし発展させる」重要な共通認識に達していると述べました。
そのうえで、二国間関係の「正しい方向性」を堅持し、さまざまなレベル・分野での友好的交流を進めること、そしてそれぞれの核心的利益に関わる問題で相互に支持することが重要だと強調しました。
焦点は実務協力:補完関係をどう広げる
王毅外相は、両国の経済は補完性が高く、実務協力の基盤がしっかりしていると指摘。協力分野として、次の領域を挙げました。
- 貿易
- 科学技術
- 金融
- 鉱業
また、中国はアルゼンチンに対し、中国国際輸入博覧会(CIIE)や中国輸出入商品交易会(広州交易会)を活用し、中国市場への高品質製品の参入を進めてほしいとしました。
投資環境への注文と、アルゼンチン側の受け止め
会談では、ビジネス環境にも言及がありました。王毅外相は、アルゼンチンが公平で透明性が高く、差別のないビジネス環境を提供することへの期待を示しました。
一方、キルノ外相は、アルゼンチンは中国との協力から多くの利益を得てきたとし、中国が重要な貿易相手であり包括的戦略パートナーであると述べました。さらに、アルゼンチンが「一つの中国」原則を堅持していることを示し、北京との緊密な意思疎通と交流、そして以下の分野で協力を深めたい考えを表明しました。
- 貿易
- エネルギー
- 鉱業
- 金融
ミュンヘンで“安全保障”と“経済”が交差する意味
ミュンヘン安全保障会議は安全保障を中心テーマとする一方、各国外相らが集まる場でもあり、外交・経済の話題が同時進行で動きやすい場面です。今回の会談は、政治対話の確認と実務協力の拡張を同じテーブルで扱った点が特徴といえます。
今後は、貿易の具体案件や鉱業・金融などの協力が、どの枠組みで、どのスピード感で積み上がっていくのかが注目点になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








