2月18日のチベット暦新年へ、ラサ・バルコル旧市街が“年越しの味”で熱気
今年(2026年)は2月18日に当たるチベット暦新年(ロサル)を前に、中国本土・西南部の西蔵自治区(Xizang)で、祝祭ムードが一気に高まっています。雪に覆われた高原の街ラサでは、旧市街バルコル(Barkhor)の年越し市場が人でにぎわい、伝統の食や飾りを求める人々の笑い声が広がっています。
バルコル旧市街の年越し市場、伝統アイテム選びで活気
ラサのバルコル旧市街に設けられたチベット暦新年の市場では、買い物客が足を止めながら、年越しに欠かせない品々を選んでいます。会場では談笑しながら品定めする姿が目立ち、節目の季節ならではの「準備の時間」が街の空気をつくっているようです。
市場で目立つ主な“年越しアイテム”
- チェマ箱:祝いの席で用いられる伝統的な箱
- バター彫刻:バターを素材にした装飾的な工芸品
- 羊の頭をかたどった色鮮やかな飾り:節句らしさを演出する装飾
「幸運の象徴」カサイが人気、手土産にも
なかでも来場者の関心を集めているのが、カサイ(kasai)と呼ばれる伝統菓子です。チベット暦新年の祝いに欠かせない存在とされ、幸運を象徴する菓子として親しまれています。年越しの食卓に並ぶだけでなく、親族や近しい人への手土産として選ばれることも多いようです。
なぜ今、この市場が注目されるのか
チベット暦新年は、食や装飾、贈り物といった“具体的な準備”が一斉に動き出す時期でもあります。バルコル旧市街の市場のにぎわいは、祝いの伝統が日常の買い物や手仕事と結びつきながら受け継がれていることを、分かりやすく映し出しています。
年末年始の「買い出し」が街の表情を変えるのは世界各地で共通ですが、何を選び、どんな意味を託すのかは地域ごとに異なります。バルコルの市場で手に取られる一つひとつの品が、2026年の新しい季節を迎えるための小さな合図になっているのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








