莫高窟の胡旋舞が現代に舞う:春節2026特番「Whirling on the Silk Road」 video poster
シルクロードの記憶が、2026年の春節シーズンに「回転」という身体表現でよみがえります。莫高窟の壁画に描かれた胡旋舞(こせんぶ)の優雅な渦を、現代の舞台で再構成した特別番組「Whirling on the Silk Road」が公開されました。
「Whirling on the Silk Road」とは
本作は、CGTNがモバイルゲーム「Honor of Kings(王者荣耀)」と連携して届ける、2026年春節向けの特別プログラムです。壁画の中に閉じ込められていた“軽やかな旋回”を、ステージ上のパフォーマンスとして立ち上げます。
主役はダンサー・李依然(Li Yiran)
出演するダンサーの李依然さんは、胡旋舞の特徴として紹介される「素早く、力強く、途切れない旋回」を軸に、視覚の中心を作り続けます。回転が単なる技巧ではなく、時間を横断する“語り”として配置されているのが印象的です。
壁画から舞台へ——絹糸でつなぐ演出
番組の設定はシンプルです。数百年前、職人たちが莫高窟の壁画に胡旋舞のしなやかな渦を描きました。そして現在、絹糸で彩られたステージの上で、その軽やかな回転が実際の身体によって再現されます。
- 壁画に残る「渦」のイメージ
- 絹糸をまとわせた現代の舞台空間
- 連続旋回で描く“絹糸の道”という時間の比喩
いま、なぜ「回転」が刺さるのか
ニュースや娯楽が短尺化する一方で、連続する回転は「途切れない流れ」を観客に要求します。素早さと強さを保ったまま続く動きは、見ている側の呼吸も少しずつ変えていきます。春節という節目に合わせ、古い表現を“いまの目”で体験し直す狙いが読み取れます。
注目ポイント(さっと把握)
- 過去と現在の往復:壁画→舞台へ、表現の媒体が切り替わる
- 身体性:素早く、力強く、連続する旋回が作品の核
- 共同制作:CGTNと「Honor of Kings(王者荣耀)」のパートナーシップ
静止画として残ってきた優美さが、旋回のスピードと持続によって“いまここ”に立ち上がる。春節の特別番組としての華やぎの中に、時間をつなぐ糸の感覚が残る一本です。
Reference(s):
cgtn.com








