雪をキャンバスに:漫画家2人が枝で描いた“ポニー”が話題 video poster
2026年2月、雪原に“枝の筆”でさらりと描かれた小さなポニーのスケッチが、SNSで静かに注目を集めています。手がけたのは漫画家の徐曼鑫(Air)さんと張晨晨(Toboe)さん。雪という一度きりのキャンバスに、漫画家ならではの線の楽しさが残りました。
雪の上に現れた、ゆるくて愛らしいポニー
2人が使ったのは、身近に落ちていた枝。絵の具も紙もなく、白い雪面に軽いストロークを重ねるだけで、丸みのある輪郭と表情が立ち上がります。完成したポニーは、派手さよりも「無邪気さ」が印象に残るタイプで、見る側の緊張をふっとほどくような佇まいでした。
「上手さ」より先にある、雪アートの強み
雪の上に描く表現は、作品が長く残らない分だけ、評価の基準が“完成度”から“発想”へと移りやすいのが特徴です。今回のスケッチも、精密さというより、漫画的なデフォルメと、最小限の線で成立させる編集力が魅力でした。
なぜ今、こうした表現が広がるのか
- 道具が少ない:枝や靴跡など、手元のものがそのまま画材になる
- 撮って共有しやすい:制作過程も含めて短い動画や写真に向く
- “消える前提”の気楽さ:失敗を恐れにくく、試行が増える
一瞬で消える作品が、長く残るもの
雪は気温や日差しで形を変え、足跡や風でも輪郭が崩れます。だからこそ、そこに描かれた線は「その日の空気」を一緒に閉じ込めます。作品そのものは消えても、写真や短いクリップとして残り、見る人の記憶に“冬の手触り”を運んでいく——雪アートが持つ面白さは、そんな時間感覚にもあります。
もし真似するなら:安全とマナーだけは先に
同じように雪で描いてみたい場合は、次の点だけは押さえておくと安心です。
- 場所:私有地や立入禁止区域は避け、通行の妨げにならない所で
- 道具:枝や手袋など安全なものを。硬い棒で周囲を傷つけない
- 足元:凍結路面では転倒に注意し、無理に踏み固めない
雪は、制作環境としては不安定で、だからこそ自由です。必要なのは大きな準備ではなく、ほんの少しの想像力と、描くための“何か”だけ。今回のポニーは、そのことを軽やかに思い出させてくれました。
Reference(s):
cgtn.com








