中国本土の2025年GDPは140.19兆元、産業別では第3次が57.7%
中国本土の2025年GDP(国内総生産)が産業別にどう構成されているのかが、最新の公式統計で示されました。2026年に入った現在、足元の景気感だけでなく「成長の中身」を見る材料として注目されます。
国家統計局が公表した「2025年のGDP」ポイント
中国国家統計局が土曜日に公表した公式データによると、2025年のGDPは140.19兆元(約19.74兆米ドル)で、前年比5.0%成長でした。
産業(3部門)別の内訳:比率と付加価値
GDPを大きく3つに分けると、第1次(農林水産など)、第2次(製造業・建設など)、第3次(サービスなど)です。2025年は次の構成でした。
- 第1次産業:付加価値 1.31兆米ドル(構成比 6.7%)
- 第2次産業:付加価値 7.04兆米ドル(構成比 35.6%)
- 第3次産業:付加価値 11.39兆米ドル(構成比 57.7%)
数字だけを見ると、GDPの中心は第3次産業でありつつ、第2次産業も3分の1超を占める形です。
「5.0%成長」と「57.7%」が同時に語るもの
前年比5.0%という成長率は、経済規模が大きい中での伸びとして見られやすい一方、今回の産業別データは、成長の土台がどこにあるのかを静かに示します。
- サービス中心の経済像:第3次産業が57.7%と最大。消費・流通・IT・金融・不動産・医療教育など、幅広い活動が含まれます。
- モノづくりの存在感も大きい:第2次産業が35.6%。産業の厚みが依然として大きいことが読み取れます。
- 第1次産業は小さく見えるが基盤:構成比は6.7%。比率は大きくない一方、食料や原材料といった基礎領域として位置づけられます。
2026年の見方:次に注目されるのは「比率の動き」
今回の統計は2025年分で、2026年の議論はこれから積み上がっていきます。今後、同様の公表が続く中で注目点になりそうなのは、たとえば次のような「変化の方向」です。
- 第3次産業の比率がさらに上がるのか、横ばいなのか
- 第2次産業の比重がどの程度保たれるのか
- 成長率(5.0%)と産業構成の組み合わせがどう推移するのか
GDPの総額だけでなく、産業別の内訳をセットで追うことで、景気の「温度感」より一歩奥にある構造が見えやすくなります。
Reference(s):
cgtn.com







