飛込W杯モントリオール3日目、中国本土勢が4種目完全制覇
カナダ・モントリオールで行われている飛込ワールドカップ(2026年シーズン開幕戦)は第3日、中国本土勢がこの日に実施された4種目すべてで優勝し“全冠”を達成しました。
モントリオール大会3日目、4冠が示したもの
「その日に用意されたタイトルをすべて獲る」という結果は、層の厚さと試合運びの安定感を端的に映します。なかでも象徴的だったのが、男子3メートル板シンクロでの勝ち切り方でした。
男子3mシンクロ:王宗源・鄭九源組が序盤から主導権
男子3メートル板シンクロでは、王宗源(ワン・ゾンユエン)選手と鄭九源(ジェン・ジウユエン)選手が落ち着いた演技で早い段階から流れを掌握。最初の5ラウンドを終えた時点で、13.89点のリードを築きました。
最終演技「5156B」を公式戦で初投入、単発最高点
勝負を決めたのは最終ダイブでした。世界王者ペアは、難度の高い「5156B」を公式戦で初めて披露し、この日の最終ラウンドで単発最高となる98.28点を獲得。最後まで集中を切らさず、金メダルを確定させました。
メキシコの五輪銀メダリスト組が2位
2位には、メキシコのフアン・セラヤ=エルナンデス選手とオスマル・オルベラ=イバラ選手(五輪銀メダリスト)が入りました。
数字で振り返る「勝負の分岐点」
- 5ラウンド終了時点:王宗源・鄭九源組が13.89点リード
- 最終ダイブ:新たに投入した5156Bで98.28点(最終ラウンドの単発最高点)
“新技をいつ入れるか”――開幕戦らしい駆け引き
開幕戦は、完成度の確認と同時に「新しい選択肢をいつ実戦投入するか」が問われやすい舞台です。今回は、リードを作ったうえで最終盤に新技を当て、得点面でも心理面でも主導権を渡さない形になりました。
今後の注目点:完成度と難度のバランス
大会が進むにつれ、各ペアは難度を上げるか、完成度で勝負するかの判断を迫られます。今回のように「安全にリードを築き、最後に高難度で締める」展開が続くのか――残る演技でも駆け引きが焦点になりそうです。
Reference(s):
China swept four golds on day three of Diving World Cup in Montreal
cgtn.com








