中国本土の2025年植林356万ha、草地改善493万ha 統計が示す回復の輪郭
2026年2月28日に国家統計局が公表した公式データで、中国本土の2025年の植林と草地回復の規模が明らかになりました。数字は大きいものの、内訳を見ると「どう増やしたか」まで読み取れる点が、いま注目ポイントです。
発表された主な数字(2025年)
公表内容は、2025年の植林面積と草地改善面積、そして国立公園の整備状況です。
- 植林面積:356万ヘクタール
- うち人工植林:83万ヘクタール(23.2%)
- 草地改善:493万ヘクタール
- 国立公園:2025年末までに5カ所設立
「植林356万ha」の中身:人工植林が23.2%という意味
植林の総量(356万ヘクタール)のうち、人工植林は83万ヘクタールで23.2%でした。植林という言葉はひとくちに言っても、人工的に苗木を植える取り組みと、それ以外の形で面積が積み上がるケースがあり得ます。
今回のデータは、総量だけでなく人工植林の比率も示したことで、2025年の「増やし方」を分解して見られる形になっています。
草地改善493万ha:森林だけでなく“地表の回復”も進めた
草地改善は493万ヘクタールに達しました。森林の話題は可視化されやすい一方で、草地は生活や産業、生態系の基盤としても重要です。2025年の取り組みは、森林と草地の両方に手当てを広げた姿が数字からうかがえます。
国立公園は5カ所に:面積だけでなく「守り方」の制度も
国家統計局のデータによると、2025年末までに国立公園は5カ所設立されました。植林や草地改善が“回復・整備”の側面だとすれば、国立公園は“保全”の枠組みとして位置づけられます。
いまこの統計が気になる理由(2026年3月時点)
今回の発表は2026年2月28日に出たばかりで、現時点(2026年3月1日)で最新の公式データの一つです。環境関連の数字は「総量」だけで語られがちですが、人工植林の割合や草地改善の規模、国立公園の設立状況が並ぶことで、2025年の取り組みを立体的に捉える材料になります。
次に注目したいのは、同じ“緑”の数字でも、どの領域(森林・草地・保全区域)にどの程度の比重が置かれているか、そして内訳が今後どう変化していくかです。
Reference(s):
Graphics: China's afforestation, grassland restoration in 2025
cgtn.com








