南京で第40回「秦淮灯会」開催、約400の灯りが春節シーズンを彩る
中国本土・江蘇省南京で、第40回「秦淮灯会(Qinhuai Lantern Festival)」が開催されています。約400のランタン作品が歴史地区を中心に展示され、春節(旧正月)から元宵節(ランタンフェスティバル)にかけての祝祭ムードを、今も街の風景として残しています。
8つのテーマゾーンに広がる、約400のランタン展示
今回の秦淮灯会は、南京の歴史や日常に寄り添う形で、8つのテーマゾーンに展開されています。民間伝承、歴史モチーフ、現代的なデザインを織り交ぜたランタンが見どころです。
- 夫子廟(Confucius Temple)エリア
- 老門東(Laomendong)歴史街区
- 白鷺洲公園(Bailuzhou Park)
- そのほか複数のゾーンで展示
主催側の案内では、開催期間は1月21日から5月31日までとされています。春節の短期イベントにとどまらず、季節をまたいで鑑賞できる設計になっています。
ルーツは東呉(222〜280年)へ──「灯り見物」の長い時間
秦淮灯会は、東呉(222〜280年)にさかのぼるとされる伝統を背景に持つと紹介されています。ランタンは単なる装飾ではなく、祈り、物語、都市の記憶を運ぶメディアとして発展してきました。
一方で近年の灯会は、伝統意匠だけでなく、光の演出や造形の大型化、鑑賞導線のデザインなども含めて「体験型」に更新されているのが特徴です。古いものを保存するだけでなく、見せ方を変えながら引き継ぐ——その姿勢が、この祭りの継続力を支えているようにも見えます。
フランスでも一部展示へ:灯りを介した文化交流
今回の灯会は国際的な展開も話題です。報道によると、フランス南部のル・バルカレス(Le Barcarès)でも一部のランタン展示が行われ、中国とフランスの文化交流を「同じ灯りの下で」体感する企画として位置づけられています。
伝統行事が海外で紹介されると、鑑賞者は「異文化の行事」を見るだけでなく、日常の中で共有できる感覚——光の美しさ、物語性、写真に残したくなる瞬間——を入口に理解を深めやすくなります。国境を越える体験の設計としても、注目が集まりそうです。
いま押さえておきたいポイント(要点)
- 中国本土・南京で第40回秦淮灯会が開催
- 8つのテーマゾーンに、約400のランタン作品
- 開催期間は1月21日〜5月31日
- 起源は東呉(222〜280年)にさかのぼるとされる
- フランス・ル・バルカレスでも一部展示が行われ、文化交流の場に
Reference(s):
40th Qinhuai Lantern Festival lights up Chinese New Year celebrations
cgtn.com








