2026年の元宵節は3月3日 灯籠の光と湯円・元宵で春節の締めくくり video poster
きょう2026年3月3日(火)、伝統的な中国の暦で「正月15日」にあたる元宵節(げんしょうせつ/Lantern Festival)が迎えられました。新年最初の満月を祝う日であり、春節(旧正月)ムードの“締め”としても位置づけられる行事です。
元宵節とは?「新年最初の満月」を祝う日
元宵節は長い歴史を持つとされ、現在では灯籠(とうろう)を鑑賞したり、灯籠なぞなぞを解いたり、家族や友人と甘い団子を味わったりする形で広く親しまれています。中国本土各地で、灯籠にまつわる催しや民俗パフォーマンスが開かれ、街の空気がゆっくりと祝祭へと切り替わります。
食卓の主役は「湯円」と「元宵」
元宵節の日に欠かせない定番が、もち米で作る団子のような甘味です。食卓では、湯円(タンユエン)と元宵(ユエンシャオ)の2種類が主役になります。
- 湯円(タンユエン):もち米の団子を甘い汁などで食べることが多い
- 元宵(ユエンシャオ):同じくもち米の甘味として、元宵節の風物詩として扱われる
呼び名や作り方の細部は地域で異なりますが、「丸い形の甘味を囲む」こと自体が、団らんの象徴として大切にされてきました。
灯籠と“なぞなぞ”がつくる、参加型のお祭り
元宵節の面白さは、見るだけでなく参加できる点にもあります。さまざまな灯籠を眺める「灯籠鑑賞」に加え、灯籠に貼られた問題を解く「灯籠なぞなぞ」が楽しまれます。歩きながら考え、会話が生まれ、答え合わせで笑いが起きる——そんな小さな交流が、祝日の空気をさらに温めます。
甘粛省天水市の広場では、太鼓と龍舞・獅子舞が熱気
中国本土北西部の甘粛省天水市では、広場で太鼓の響きに合わせた伝統の龍舞(りゅうまい)や獅子舞(ししまい)が行われ、にぎやかな雰囲気に包まれたと伝えられています。きょう3月3日(火)には、足を止めて見入る地元の人々や観光客の姿もあったということです。
春節の終わりに残るもの:光、甘味、そして“余韻”
元宵節は、春節の華やぎを締めくくる節目でありながら、騒がしさ一辺倒ではなく、灯籠の光や甘味の温度感で「余韻」を残す行事でもあります。街の明かり、屋台の香り、太鼓のリズム、そして家の食卓。そうした断片が重なって、新年のスタートを現実の生活へとゆっくり着地させていく——今年の3月3日も、各地でそんな時間が流れています。
Reference(s):
Lantern Festival celebrated with glowing lights and sweet traditions
cgtn.com








