中国、京津冀ショッピングフェス開始 消費促進月間でサービス消費を後押し
中国本土で消費を押し上げる動きが加速しています。天津で今週月曜日(3月2日)、「2026年消費促進月間」と「北京・天津・河北(京津冀)消費シーズン」が始まり、広域での買い物・旅行・外食など“サービス消費”の拡大に焦点が当たっています。
天津の「古文化街」で開幕、官民の連携色も
開幕式には、商務部の盛秋平・副部長、中国中央广播电视总台(チャイナ・メディア・グループ)の斉竹泉・副総裁、北京市の唐文紅・副市長らが出席しました。会場となった天津の古文化街では、商品の展示エリアに加え、ライブパフォーマンスや施策紹介の展示が行われ、京津冀エリアでの消費喚起策がまとめて提示されました。
注目はバイリンガルの買い物ガイドと「京津冀ギフト」
会場では、バイリンガルのガイドブック「Shopping in China Consumption Guide For Beijing-Tianjin-Hebei Region」が公開されました。内容は次の4テーマで構成され、消費者向けの実用的なヒントやおすすめ情報をまとめたものとされています。
- プレミアムショッピング
- こだわりの飲食
- ワクワクする旅行
- 質の高い展示・イベント
また、「Gifts from Beijing-Tianjin-Hebei(京津冀ギフト)」の共同展示エリアもお披露目され、地域を代表する“定番みやげ”の第1弾リストが提示されました。観光と買い物をつなぐ導線づくりが、今回の特徴の一つになっています。
2026年は「サービス志向の消費」へ、10の取り組みを提示
主催者側によると、今年(2026年)の消費シーズンは、モノの購買だけでなく、外食、旅行、レジャーなどのサービス志向の消費を重点に置きます。春の旅行・余暇需要の流れも踏まえ、次のような取り組みを含む「10の施策」が打ち出されました。
- フラッグシップ型の消費シーン(象徴的な体験・場所)の創出
- 地域の食ブランドの強化
- 「AI+」の活用拡大(AIを消費体験に組み込む施策)
- テーマ性のある買い物・ライフスタイルルートの提案
ねらいは「京津冀で一体の消費圏」——観光・文化・スポーツとも接続
今回の取り組みは、京津冀エリアでの協調的な消費拡大を深め、質の高い財・サービスの供給を増やすことを狙うとされています。あわせて、初出店・初披露(初回リリース)を促し、健康志向・グリーン・スマート消費といった新しい需要にも応える構えです。
また、商業だけでなく、観光、文化、スポーツ、ウェルネス分野との連携を強めることで、消費者の「買う」から「過ごす」「体験する」までを一つの流れとして設計する意図が読み取れます。
主催は商務部・チャイナメディアグループと京津冀の各政府
イベントは、商務部、中国中央广播电视总台(チャイナ・メディア・グループ)、北京市・天津市・河北省の各政府が共同で主催しました。今後、京津冀の各都市で関連企画が展開され、消費促進の実効性がどこまで高まるかが注目されます。
Reference(s):
China unveils Beijing-Tianjin-Hebei shopping festival to spur spending
cgtn.com








