王毅外相「パレスチナ問題の公正な解決は二国家解決」—他の枠組みは補強を
中国の王毅外相は2026年3月8日(日)、パレスチナ問題について「唯一の公平で、広く認められている解決策は二国家解決だ」と述べました。さらに、どのような別の取り決めや新しいメカニズムであっても、二国家解決を損なうのではなく、補強するものでなければならないと強調しました。
王毅外相の発言のポイント
今回の発言は、大きく2点に整理できます。
- 二国家解決が「唯一の公平で、広く認められた解決策」だという位置づけ
- 他の取り決めや新機構も、二国家解決を「強化する」方向であるべきという条件づけ
「二国家解決」をめぐる言い回しが示すもの
王毅外相は、二国家解決を「公平(equitable)」かつ「広く認められている(widely recognized)」と表現しました。ここでは、解決策の選択肢を広げるというよりも、解決の基準点を二国家解決に置き、議論の前提を明確にする狙いが読み取れます。
「新しいメカニズム」に求めた条件
王毅外相は「別の取り決め」や「新しいメカニズム」自体を否定したわけではなく、それらが二国家解決を補強するかどうかを条件として示しました。言い換えると、新しい枠組みを検討する余地は残しつつも、方向性は二国家解決から逸れないよう釘を刺した形です。
いま注目したい観点(読みどころ)
- 外交メッセージとして、「解決策の軸」をどこに置くかを明確化した点
- 今後、議論されうる「新機構」や「別案」が、二国家解決の補強とどう整合するのか
二国家解決をめぐる表現は同じでも、「補強」と「損なう」の線引きをどこに引くかで、次に出てくる提案の意味合いは変わります。今後の発言や提案の文言の違いが、議論の方向を映す手がかりになりそうです。
Reference(s):
Wang Yi: Two-state solution only equitable solution to Palestinian question
cgtn.com







