中国本土、女子W杯予選初戦でマリに81-68勝利 武漢で白星発進
中国本土女子バスケットボール代表が、2026年FIBA女子ワールドカップ出場権をかけた予選の初戦でマリを81-68で下し、武漢(湖北省)で白星スタートを切りました。序盤の拮抗から押し切った点が、今大会の流れを占う一戦になりました。
試合のポイント:拮抗の1Qから、2Qの9-0で主導権
試合は立ち上がりから一進一退でした。先発センターのハン・シュー(Han Xu)が最初の9得点を挙げる一方、中国本土がこの試合で初めてリードを奪ったのは、第1クォーター残り3分30秒、ヤン・シューユー(Yang Shuyu)のジャンパーでした。
第1クォーターは、ブザー直前のジャン・ズーユー(Zhang Ziyu)のレイアップで20-20。互いに譲らないまま、試合は第2クォーターへ入ります。
第2クォーター序盤、中国本土は海外リーグから戻ったハンとリー・ユエルー(Li Yueru)を起用しつつ、9-0のラン(連続得点)で流れを引き寄せ、前半を35-29で折り返しました。
マリの追い上げにも即応、終盤はインサイドと3Pで突き放す
第3クォーター中盤、マリのロキア・ドゥンビア(Rokia Doumbia)が3ポイントを連続で沈め、43-42まで迫る場面がありました。それでも中国本土は、キャプテンのヤンがすぐに3ポイントで応戦。さらに速攻からのレイアップで51-44とし、相手にタイムアウトを取らせました。
第4クォーターは、ジャンのペイント(ゴール下)での継続的な攻撃に加え、ハンの3ポイント、リーの長距離弾も重なり、残り7分で12点差に。終盤まで2桁リードを保ち、残り2分のリーの3点プレーが勝利を決定づけました。
主役はリーの21得点11リバウンド、ハンとヤンも14得点
- リー・ユエルー:21得点・11リバウンド(ダブルダブル)
- ハン・シュー:14得点
- ヤン・シューユー:14得点
個の得点だけでなく、追い上げられた局面での「失点を止めて、取り返す」一連の流れを作れたことが、スコア以上に大きな材料になりました。
ゴン・ルーミン監督「リバウンドはもっとフィジカルに」
試合後の会見で、中国本土のゴン・ルーミン監督は勝利を認めつつ、課題にも言及しました。
監督は「勝ったが、コンタクトのレベルは想定ほどではなかった。選手はもっとフィジカルに、とくにリバウンドで強くなる必要がある」と述べています。また「今後は国際レベルでより強い相手と戦いたい。この試合は良い学びのプロセスだ」と振り返りました。
次戦以降の見どころ:競り合い局面での強度をどう上げるか
初戦は勝利で終えた一方、指揮官の言葉が示す通り、競り合いの強度(コンタクト)やリバウンドの戦い方は、この先の相手によってより厳しく問われそうです。外角とインサイドの両輪を保ちながら、押し返される時間帯をいかに短くできるか。武漢での予選は、チームの現在地を測る場になっています。
Reference(s):
China takes opening win over Mali in FIBA Women's World Cup qualifiers
cgtn.com








